わが家の息子は添い乳で寝ていたのですが、夜中に何度も目を覚まし、まとめて3時間以上は寝たことがありませんでした。
私自身も体力が限界を迎えて悩んでいたころ、卒乳をすると朝まで寝るようになることがあるという話を知り、1歳半のときに卒乳に挑戦することにしました。失敗しながらも無事に卒乳できた体験談をご紹介します。
卒乳に挑戦するも大失敗!
毎日夜中に何度も泣いて起きる息子をあやし続けて、私の体力はもう限界!そこで1歳半のとき、卒乳に挑戦することにしました。
その時期の息子は添い乳のほか、口寂しいのか昼間にたまにおっぱいを飲みたがることも。でも、1日で飲む量はそんなに多くないと感じていたので、思い立ったが吉日とばかり急に授乳をやめてみたのです。
すると翌日、両胸が張って岩のようにガチガチに!痛くてたまらず熱も出てきました。卒乳、大失敗です!
【関連記事】
2週間かけて卒乳準備!
卒乳を成功させるには、もっときちんと準備しなければいけませんでした。まず、昼間の授乳を少しずつ完全にやめること。また、夜中に起きても抱っこで寝かせるようにして、添い乳の回数も減らしていきました。
そして2週間後、私は乳首に絆創膏を貼り、「痛い痛いになったから、お乳は飲めないんだよ」と教えると、理解したのかしていないのか、素直にうなづく息子。期待と不安が入り交じりながらも、再び卒乳チャレンジが始まりました!
卒乳成功!息子はよく眠り、母は元気に
卒乳開始から3日間、息子は疲れ果てるまで泣きながら眠りました。そして4日目、突然変化が!抱っこで背中をトントンして寝かせようとすると、私の手を振り払う息子。さらに自分で布団に転がり、そのまま寝てしまいました。この日初めて朝まで起きなかったのです!ついに卒乳は成功しました。
その後、息子はいろいろな食べ物に興味を持ち始め、食欲倍増!私の体力も回復し、気兼ねなく服薬などもできるようになり、体調は安定しました。
次のステップへ進むためには努力が必要ですが、無理せずにがんばれば、そこに待っているのは新たな楽しい生活!息子はよくがんばって卒乳にたどり着いたと思います。親子で乗り越えたいい経験となりました。(TEXT:唐木田幸)