※マスクをしている場面でもマスクは省略しています。
※手術、流産を含むお話です。つらい気持ちになられる方は閲覧にご注意ください。
妊娠検査薬で陽性反応が出たペンコさん。「確実に赤ちゃんが確認できるように」と妊娠6週目と予測したあたりに産婦人科を受診しましたが、子宮内を映すモニターには何も映らず、「排卵日がズレた」「流産」「異所性妊娠(=子宮外妊娠)」という3つの可能性を告げられました。そして迎えた次の受診。「頼む!」という願いもむなしく、またしてもモニターには何も映らず、医師には、異所性妊娠の可能性が高いことを告げられ、すぐに大きい病院へ搬送され、手術をすることになったのです。
「手術前にこういう話をされたくない!」という方もいると思いますので、意見が分かれるかもしれませんが、私は明るい雰囲気を作ってくださっている感じがとてもありがたかったです。緊張せずに過ごせたのはこの雰囲気のおかげかもしれません。
絶対、にぃちゃんは肩幅で判断したがな!! いいんだ! 肩幅はもうあきらめてるんだ!(笑)
全身麻酔が効く前にどんな言葉をかけてもらったか、どんな風だったかあまり覚えていません。気付いたら病室にいました。起き上がることはできたのですが、意外な部分に痛みがあったのです……。
妊娠確認のための受診から、あれよあれよという間に大病院に搬送され、手術を受けることになったペンコさん。手術室での和やかな雰囲気もあり、緊張する間もなく、手術を迎えたそうです。そして気が付けば手術は終わっており、病室に戻ってきていました。そして、まさかの部分に痛みが!?
どんな手術だしても、受けるほうにとっては、やっぱり怖いし、不安なものです。ペンコさんの場合は、考える間もなく手術になりましたが、手術までの期間があると、心構えや準備ができる半面、検索魔になったり、いろいろな情報に惑わされたりすることも……。もちろん、手術をするようなことにならないことが一番ではありますが、どちらもメリット・デメリットがあるのですね。
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※異所性妊娠(子宮外妊娠)とは:受精卵が子宮内膜以外の場所に着床することを「異所性妊娠」と言います。異所性妊娠では、受精卵が卵管に着床するケースがほとんどで、卵管自体が破裂してしまうことがあります。卵管破裂になると大出血が起こり、激痛に襲われ、緊急の手術が必要です。異所性妊娠は、最初のうちは正常妊娠と変わりなく経過するため、自分ではなかなか異常に気付きませんし、妊娠検査薬でも正常妊娠と変わらない反応が出ます。そのため、妊娠に気づいたら早めに産婦人科を受診し、子宮の中に胎嚢があるかを確認することが必要です。
監修/助産師REIKO
ペンコさんのマンガは、このほかにもInstagramやブログで更新されています。
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