実母に否定され続け、自分に自信がないと言っていた妻を見下し、嫌がることをしていた。自分が優位に立ったつもりになっていたと、夫は涙を流しながら謝罪した。
しかし妻が許せなかったのは、自分への態度ではなく「娘のこと」だった。
妊娠中から、仕事を言い訳にしてお腹の赤ちゃんのことを知ろうとしなかった。
里帰り中、何度誘っても会いに来なかった。
生まれたあともお世話をしようとしなかった。
でも、妻の機嫌を取るために中途半端にお世話をして、やったつもりになっていた。
「カズ君にとって結は、私の機嫌をとるためのツールだったんでしょ?!」
「あなたはずっと結を"自己肯定感を高める道具"にしてたの!」
思いもよらなかった妻の言葉に絶句した夫。さらに衝撃的な言葉を伝えられて……!?
「イクメンっておかしいだろ」自分の言葉にハッとして
妊娠中にテレビを観ながら夫が言っていた言葉、
「自分の子ども育ててるのに"イクメン"っておかしいだろ。なに当たり前のこと言ってんの」
「同じ価値観の人と子育てできるだって、嬉しかった」という妻。しかし夫は、自分の言葉も覚えていなかった。
娘が生まれたあと、夫は娘の世話をせず、関心を持たず、気まぐれに手を出しては「俺イクメンになるぞ!」と言いながら家事も育児もやったつもりになっていた。
耳が痛い事実を聞かされた夫。妻はさらにこれまでの思いを伝えた。
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