子どもが1歳に近付くと、いつごろおっぱいを卒業させようかと考えるママが多いと思います。わが家では、息子が2歳になるころに断乳しました。そのときにうまくいった方法をご紹介します。
断乳前日までの準備
夫に夜泣きの対応をしてもらうため、先に相談しておき、断乳決行日を連休前日に設定してカレンダーに印をつけました。「断乳すれば食事が増えるから、かっこいいお兄さんになれるよ」と息子に説明し、どうなることやらとドキドキしながらも、いつもどおりの数日を過ごしました。
前日には「最後だからたくさん飲んでいいんだよ」と声をかけ、なんだか私自身もさみしい気持ちになりながらも一緒にがんばろうと思いました。
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変な顔を描いたバンソウコウが活躍!
いつものクセでつい授乳してしまいそうだったので、顔の絵を描いたバンソウコウを乳首に貼ることに。どうしても飲みたさそうにグズったときは「今、ママのおっぱい変なんだよ」とバンソウコウを貼ったおっぱいを見せると、キャッキャと笑ってくれました。
なるべくたっぷり遊んであげて、気がそれるように過ごしていました。胸が張って痛くなるときは、たまに軽く搾乳したり冷やしたりすると楽になります。
お風呂でもバンソウコウ!
バンソウコウ作戦のいいところは、お風呂でも貼っていられることです。子どもにとっては乳首が見えてしまうと、思い出してしまってつらいかもしれません。いつも飲んでいたおっぱいとは別の見た目にしておいて正解です。
適度にお茶を飲ませて、水分補給には気を付けるようにしました。搾乳の回数を日々減らしていくと、1カ月後には母乳が少ししか出ないようになっていました。
子どもが納得してから断乳をスタートしたこととバンソウコウ作戦で、わが家は意外にすんなりと断乳ができました。ごはんをがんばって食べている姿はたくましいお兄さんに見えて、わが子の成長を感じました。(TEXT:斉藤あや)