今回ご紹介するのは、2022年8月26日時点、272万再生されている、タイチョーさんが「生理」を体験してみた動画。「あるもの」を装着して数時間過ごした密着動画をご紹介します。
タイチョーさんが挑戦するのは
ある日、女性スタッフのまいまいさんに呼ばれたタイチョーさん。まいまいさんは、世の中の男性代表として、タイチョーさんに生理中の「女性の気持ちをわかってほしい」そうで……。
タイチョーさんには、女性しか経験しない体の負担「生理」を体験してもらうというミッションが与えられました! 果たして、タイチョーさんはこの体験で「女性の気持ち」を理解することができるのか……!?
アレで生理を再現
早速、準備開始! 生理を体験するため、タイチョーさんは「あるもの」を装着しました。
ナプキンの不快感は
経血で湿ったナプキンの不快感は、ジェルを塗ったナプキンを装着して体験することに……!
生理中の腹痛・腰痛は
冷却ジェルシートをおなか一面に貼りベルトをきつく縛ることで、生理中の腹痛と冷えを再現。そして、4リットルの水を腰につけて、ずーんと重い腰痛を再現していきます。
検証スタート!
タイチョーさんは、普段通りデスクワークをスタート。椅子に座ると、ジェルで湿ったナプキンが体に密着し不快感が……。さらに、座っても腰の重さがラクになるわけではなく、おなかの冷えもタイチョーさんが想像していた以上につらい様子。
検証開始から3時間
タイチョーさんからは「めっっちゃおなか寒い……冷たい」という第一声が。腰にズーンと重さを感じるものの、それよりも「おなかの冷え」のつらさを実感しているとのこと。
トレーニングをしていると…
検証開始から7時間、毎日の日課である筋トレをするタイチョーさん。4リットルの水を腰につけたまま、筋トレをしたのですが……。運動のしんどさより湿ったナプキンの気持ち悪さのほうが優っているのだそう。
早く終わりたい…
検証開始から9時間が経過したころには、「早く終わりたい」と悲痛な声が……。
つらそうなタイチョーさんにお惣菜と菓子パン、ドリンクタイプのヨーグルトが用意されましたが、タイチョーさんが最初に手に取ったにはヨーグルト。おなかが締め付けられているため、固形物を食べようという気持ちにはならないそう。おなかの痛みや苦しさがあると、食べることさえもおっくうになりますよね。
体験してみた感想は…?
今回、おなかの痛みや腰痛などを再現して、生理を擬似体験したタイチョーさん。
ナプキンを装着してみた感想は、とにかく湿ったナプキンが気持ち悪かった、とのこと。ナプキンの様子を見たくなくて「トイレ行きたくないなあ」という気持ちにもなったそうで……。
なおかつ、実際はナプキンの不快感だけでなく、貧血などの症状も加わるため、生理中の女性の体への負担の大きさを改めて感じたというタイチョーさん。まいまいさんも、タイチョーさんと同じ検証をやってみたそうですが、「実際の生理より(この検証は)比にならないくらいラク」だったとのこと。
男性が実際に「生理のつらさ」を体験する機会がないからこそ、女性に対して「生理、大丈夫?」という気持ちを持つことが大切だとタイチョーさんは思いました。
また、元消防士であるタイチョーさんは、救急の現場でも「男性の生理への理解」のなさを感じることがあるそう。生理による貧血の症状で職場で倒れてしまった女性を搬送した際、「なぜここまで我慢したのか」と聞くと、「先輩や上司に言えなかった」という答えが返ってきたそうで……。
タイチョーさんは、生理で救急車を呼んでいいのか迷っている女性が多いように感じているとのことで、女性が「限界まで我慢しなければいけない」という環境にならないよう、男性の生理への理解がもっと深まるべきだと話していました。
今回の検証を通してタイチョーさんが強く感じたのは、女性の生理のつらさを「わかっているつもりで、実際はわかっていなかった」ということ。「生理はつらいもの」という認識はあったものの、実際に疑似体験してみると、それはタイチョーさんの想像以上だったそうです。
この動画を通して、身の回りの男性に「生理のつらさ」を伝え、理解がもっと深まってほしい……とタイチョーさんは願っています。
まとめ
今回、タイチョーさんが体験したものは実際の生理時の症状とまったく同じではないかもしれませんが、実際につらさを体験し、男性目線で話をしてくれるのはとてもうれしいですね。
この動画には、「痛みを再現するのは難しいけれど、実際に体験して理解しようとしてくれる姿勢がうれしい」「こんな人もいるんだなってわかってくれるだけでも助かる」「男性にはわからないで済ませるのではなく、生理中の女性の気持ちを共有できることが感動」など、男性が理解を示してくれることへの喜びのコメントが多数寄せられていました。
生理時の症状やつらさは人それぞれ。男性だけでなく、女性の間でも理解し合えないこともあるかもしれません。男性も女性も、それぞれが生理への理解を深め、互いのつらさを受け入れられたら、と思います。
▼今回の動画はコチラ
Youtubeチャンネル「レスキューハウス」を運営するのは、元消防士が代表を務める株式会社VITA。「助かる命を助けるために」という事業理念をもとに、さまざまなメディアを通し、消防レスキューならではの防災の発信や、消防試験専門スクール「Toride」の運営をしています。2022年8月26日には、いざというときから命を守るため知っておくべき対処法を紹介した書籍「消防レスキュー隊員が教えるだれでもできる防災事典」が発売されました。
画像提供・協力/レスキューハウス
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