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「あ、やばい…」原因は貧血だった!ある日、家事をしていたら急にめまいがして…

年齢を重ねるとともに、生理の症状が重くなってきた私。ある日、生理のときに自宅で家事をしていたら、急にめまいに襲われてしまい……。

「あ、やばい…」原因は貧血だった!ある日、家事をしていたら急にめまいがして…

 

生理になると貧血の症状が出てしまう

私は年々生理の症状が重くなってきていて、ここ数年では貧血の症状も出るようになりました。それまで貧血とは無縁の生活を送っていたため、貧血の症状が出ても、初めはなぜめまいがしているのか、頭がぼーっとして気分が悪くなるのかまったくわからず、ただ混乱するだけでした。

 

しかし、毎月生理の後半を中心にめまいと立ちくらみが起こっていることに気づいた私は、そこでようやく「めまいや立ちくらみは貧血が原因で起こっているのではないか」と思い至ったのです。

 

そこで、食事に鉄分の多い食材を多く取り入れるなどの対策をおこなってみたのですが、結果は、貧血は一向に良くならず。やはり、生理になると貧血の症状が出てしまいます。

 

ちなみに、当時は「これぐらいのことで」と思い、病院には行きませんでした。しかし、数年後に生理症状改善のため婦人科を受診したところ、貧血を起こしている可能性が高いと医師の診断を受けました。

 

無理をすると症状が悪化することに気づく

貧血の症状が出始めた当初は、そこまで症状はひどくないと感じ、めまいや立ちくらみが起こっても、私は我慢してそのまま家事や仕事をこなしていました。しかし、我慢したところで症状が良くなることはなく、例えば立ちくらみをそのまま放置すると、一時的には動けるようになったとしても、しばらくするとまた気分が悪くなり、結局休まざるを得なくなっていました。

 

また、無理をして動けなくなると、体調が回復するまでにかなり時間がかかってしまいます。そのうえ、体調が回復したとしてもその日は1日中だるさや疲れを引きずってしまい、生活に大きな支障が出ることに気づきました。

 

徐々に貧血との向き合い方を理解

どうすればだるさや疲れを引きずらないか考えた結果、私は、立ちくらみを感じたらすぐにしゃがみこんで頭をなるべく低い位置まで下げる、めまいを感じたらすぐに横になれる場所まで移動して休む、などの対策をとるようになりました。

 

外出しているときにめまいや立ちくらみを感じた場合は、周囲の邪魔にならない位置にすぐ移動し、靴ひもを結び直すふりや、落とし物を見つけるふりなどをしながら、体勢を低くしたり、休息をとったりするように。

 

その結果、めまいや立ちくらみを感じてもすぐに体調が回復し、不調が長引くこともなくなりました。自分なりに考えた対策が効果を発揮し、ようやく、貧血とうまく付き合っていけるようになったのです。

 

 

初めは生理による貧血症状に戸惑ってばかりでしたが、「めまいや立ちくらみが起こったときに無理をしないこと」に重点を置くことで、貧血の症状との付き合い方を徐々に理解することができました。生理になるたびに、めまいや立ちくらみが起こるのは大変なので、現在は根本的な解決を目指して、低用量ピルを服用して経血量を減らす治療をおこなっています。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

著者/百田
イラスト/ののぱ
監修/助産師 REIKO

 

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