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「何かあった場合は連絡があります」手術直前PHSを手渡そうとするも #子宮頸がんゆる闘病記 21

「子宮頸がんゆる闘病記」第21話。2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの体験を描いたマンガを紹介します。子宮頸がんの手術当日、病院に来てくれた家族たち。いよいよ手術室に行くことになり……。

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医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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手術当日、病院に家族が来てくれて

子宮頸がんゆる闘病記 21

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 21

 

いよいよ手術当日。やっぱりちょっと緊張します……。

 

病院には、夫、父、母、妹、叔母が来てくれました。

 

手術室に行く前、「眼鏡ケース持ってね」と看護師さんに言われたのですが、硬くてかさばるため、小さく折りたためるポーチを眼鏡ケースとして持ってきた私。

 

「眼鏡ケースがない」というと、看護師さんはなぜか非常に戸惑いまして……。

 

「ないなら、仕方ない」ということで、とりあえずそのまま手術室へ向かうことになりました。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 21

 

 

子宮頸がん21

 

 

子宮頸がん21

 

「何かあった場合はこれに連絡があります」と看護師さんがPHSを渡すも、なぜか母と夫で譲り合おうとしていて……。

 

命綱(?)であるPHSを目の前でたらい回しされたときは、笑うしかありませんでした。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 21

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 21

 

手術室では、昨夜「睡眠導入剤を出そうか?」と聞きに来てくれた麻酔科の先生がいました。

 

麻酔を入れているときのやり取りでも、とてもやさしくしてくださって、安心と同時に意識がもうろうとしていったのですが……その後、先生のトゲトゲしい声が……!

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 21

 

ということで、手術を受ける人は、眼鏡ケースは忘れちゃダメ! 絶対に!

 

きっと先生はこうやって「手術室では、目についたどんな小さなリスクも排除すべき」ということを、後輩の先生たちに徹底的に教え込んでいくのでしょう。

 

そして、私のようなボーっとした患者にも。

 

だって、自分のせいで、他の人がめちゃくちゃ怒られるって、小心者の私にとっては恐怖しかない……。

 

あのときの助手の先生、もしくは看護師さんには、申し訳なさでいっぱいです。

 

もし次に手術をすることがあれば、絶対に眼鏡ケースは忘れません!

 

ホントにすみませんでした!

 

ー------------------------

 

眼鏡ケースの件は自分が悪いのだと言おうにも、麻酔で意識がなくなったと、とりだまりさん。小さなリスクも排除して、麻酔科の先生に守ってもらったのだと、感謝の気持ちでいっぱいとのことでした。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    マンガ家・イラストレーターとりだまり まど

    ライターのとりだまり まどさんが弱音を吐きつつゆるくつづる、子宮頸がんの記録「子宮頸がんゆる闘病記」

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