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「なにこれ?」下着に謎の茶色いシミ。それを見た母が…!?

私に初めて生理がきたのは、小学4年生のときでした。学校で生理について教わる前だったため、「生理」という言葉すら知らなかった私は、初めて見る経血に慌ててしまい……!?

「なにこれ?」下着に謎の茶色いシミ。それを見た母が…!?

 

下着にシミが…

ある日、習い事から帰ってきてトイレに行くと、下着にうっすらと茶色い汚れが付着していました。そのときは「これなんだろう?」と少し疑問に思う程度で、特に気には留めていませんでした。

 

それからしばらくは、汚れが付着していることはなく、普段通り過ごしていたのですが……。1週間ほど経ったある日、下着を見ると血がついていたのです。生理の存在を知らなかった私は「痔になったんだ!」と思いました。

 

母に気づかれた!

恥ずかしさもあり、家族に相談することができなかった私。それから数日、下着に血がつくと、こっそり下着をお風呂場で洗ってから洗濯機に入れていました。

 

この日も、こっそり下着を洗っていると、そこに母が現れ「そういえば、下着に血が付いていたけれど」と言ったのです。私は「ごまかしきれない」と思い、正直に「そうなんだよね、痔になってしまったのかな……」と答えました。

 

すると、母が「これは病気ではなく、生理という喜ばしいもの。これから毎月くるんだよ」と話してくれて……。

 

複雑な気持ちに

母から生理について話を聞き、理解はしたものの、生理が「これから毎月くる」ということに、とてもショックを受けました。大人になることへの反抗心も少しあったのかもしれません。

 

そのときは、恥ずかしいという感情よりも、「生理」が自分の身に突然降りかかった大人への儀式のように感じてしまい、すぐに受け入れることができませんでした。この日、母が炊いてくれたお赤飯も素直に喜べなかったことを今でも覚えています。

 

 

まったくの無知の状態で迎えた初潮に驚き、最初は本当に痔になってしまったのだと思いました。母に気づいてもらえなかったら、対処法を間違っていたかもしれません。当時は素直に喜べませんでしたが、今では生理がくるのは喜ばしいことだなと思っています。

 

著者/中山真希
監修/助産師 REIKO

 

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