私はいままで家事・育児・仕事で埋め尽くされた毎日を過ごしていたつもりでした。ところが、改めて見直してみると、なんと隙間時間があったのです!この隙間時間を気分転換=自分時間に当てることで、1日のオンとオフがはっきりして、育児疲れも解消される結果へと繋がりましたよ。
寝る前30分の勉強がまさかの一石四鳥に
家事・育児・仕事と忙しくても、とにかく自分の時間がほしかった私は、夜中に仕事が終わってから寝るまでの30分を勉強に当てることに。
なんとなく選んだのは食育の勉強。この30分間だけは何にも邪魔されずに気分転換ができました。ところがこの選択によって、食べムラのある息子にイライラしていた私がごはんを率先して作るようになり、さらには資格取得にもつながって、食事に関する仕事もいただけるようになったのです。
1日を疲れ切ったまま終えずに、達成感を感じて眠ることで、翌朝の目覚めも変わりました。まさに一石四鳥だったと今になって思います。
20分のジョギングで気分転換!?
夜だけではなく、日中もどこかで気分転換ができないかと踏んだ私は、息子が目を覚ます前の早朝に目をつけました。
実家住みということもあって母に息子を見てもらい、20分ほどジョギング。ひとりで何も考えずに景色を見ながら走るだけで気分転換になりましたが、朝いちばんに運動することで日中の体も軽くなりました!
今では体も引き締まってきたので、ジョギングよりも体重計とお風呂場の鏡をみることが楽しみになりました(笑)
子どもとの散歩は子どもだけ見る!
いつもスマホを持って散歩に行っていましたが、何通も届く仕事のメールが気になっていました。常に息子を見ながらメールも確認……なんてしているうちに散歩へ行くことにも気疲れを感じるように。
そこで、息子と公園に行く際は思い切ってスマホは置いて、代わりにデジカメを持参するようにしました。ショルダーバッグのようにかければ両手も空くので、一緒に走り回ることもでき、息子と私の笑顔も増えたように思います。
実家住まいとはいえ、生活時間の違いから、母の手を借りることができるのは朝の2時間のみ。終わらない家事と仕事、自我の芽生えた息子に本当に参っていました。そんな中、少しでも自分の時間をつくって行動することで毎日が充実し、気持ちに余裕が生まれました。育児に疲れたママは、ぜひ一度試してみてくださいね。(TEXT:桜井あき)