PMSが悪化して婦人科を受診
私は大学生のころから生理前のイライラなどが悪化していき、近年では生活や仕事にも影響が出るようになってしまいました。そこで、どうにか改善しなければと思った私は産婦人科を受診。
その結果、月経困難症およびPMSと診断され、これらを改善するために、低用量ピルを服用することが決まりました。またこのときに、参考として医師からPMSや月経困難症に関する冊子をもらいました。
冊子を参考にして食生活を見直し…
医師によると「低用量ピルを服用し始めても最初の1カ月は効果が出ない」とのことで、私はPMS改善の目的で低用量ピルを服用し始めたにも関わらず、服用開始1カ月目に、PMSの症状が悪化してしまいました。しかし、すぐには病院に行く時間を作れなかったため、とりあえず自力で症状を軽くする方法はないかと考えました。
そこで思い出したのが、病院でもらった冊子の存在。改めて読んでみると、冊子には「コーヒーや糖質、アルコールの減量などを心がけると、PMS症状の軽減に繋がる」との記載があったのです。
PMSの症状が驚くほど軽くなる
その後、私はPMS対策として食生活の改善を開始。糖質やアルコールの摂取量を減らしました。またネットで調べてみたところ、コーヒーに含まれるカフェインが体に悪い影響を与えるのだとわかったので、コーヒーに限らず、同じくカフェインを多く含むお茶類やチョコレートなども控えるようになりました。
人工甘味料が入ったジュースなども控え、ミネラルウォーターをメインで飲むように。また、生理前には、たんぱく質や脂質、野菜などを積極的に摂取するよう心がけました。すると、あくまで私の感覚ではありますが、明らかにPMSの症状が軽くなったのです!
PMSの症状自体がなくなったわけではありませんが、急激に気分が落ち込むことや、突然涙が出るなど、私が特につらいと感じるPMSの症状が出なくなったことで、生活や仕事への影響がほとんどなくなりました。また、気持ち的にもラクになり、口にする物を変えるだけでこんなにも体調が変わることに、大きな驚きを感じたのでした。
現在は低用量ピルの服用を始めて3カ月程度ですが、まだまだ効果が安定しない部分もあります。そのため、効果が安定するまでは冊子を参考に食生活に意識を配りつつ、うまく自分の体調と付き合っていきたいと思います。
著者/百田
イラスト/sawawa
監修/助産師 REIKO
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