赤ちゃんの夜泣き。いつかは治まると思っていても、つらいものですよね。私の息子も夜泣きがひどくて毎日悩まされていました。でも、あることがきっかけで、息子の夜泣きはぴたっと止まりました。息子の夜泣きの様子と夜泣きが止まった方法をお伝えします。
毎日続く息子の夜泣き
私の息子はほどんど寝ない赤ちゃんでした。ひどいときは30分置きに起きて、大きな声で泣きます。1時間以上も抱っこをして、やっと寝かせたと思ったら、また30分ほどで起きてくる、その繰り返しでした。
私はいつも寝不足で毎日が憂鬱でした。歌を歌ったり、夜泣きに効果があるという動画を見せたりと、いろいろなことを試しましたが、効果はあまり感じられませんでした。
ふだんの息子の様子
ふだんの息子はとても甘えん坊で、ママが大好きな男の子。おっぱいが好きで、離乳食が始まってもおっぱいを飲みたがりました。夜間もおっぱいを頻繁にほしがるので、「口さみしいのではないか」「おっぱいをくわえたいだけなのではないか」と人からも言われていました。
日中はあまり泣くことがない子でしたが、夜泣きはとてもひどい子でした。
夜泣きがぴたっと止まった方法
あるとき、テレビで夜間断乳の話を見て、息子が1歳になったときに私も夜間断乳を決意しました。方法は、夜間におっぱいをほしがってもひたすら無視をして寝たふりをするというもの。夜間に起きてしまい、泣いている息子をそのままにしておくのは胸が締め付けられる思いでしたが、私は心を鬼にしました。
おっぱいはダメでもトントンくらいは……と思いましたが、本気で寝たふりをしないとダメと聞いていたので、ひたすら寝たふりを続けました。2日ほどはそんな状態が続きましたが、3日目にぴたっと夜泣きが止まり、朝まで寝てくれるようになったのでした。
1歳すぎまで毎日続いていた夜泣きが止まったときは、信じられないくらい驚きました。夜泣きで眠れない日々が続くとママもつらいですよね。泣いてもおっぱいをもらえなかった息子もきっとつらかったと思います。乗り越えてくれたことに感謝しています。
著者:藤川智子
結婚前は小学校教員、現在は幼児への音楽教育を指導している音楽ママ。自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆中。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。