学校の先生に伝えるとき
中学~高校のとき、水泳の授業の際に生理が重なることがありました。体育の先生が女性ならば、ストレートに「生理でプールに入れません」と伝えることに問題はありませんでしたが、男性の先生の場合にはやはり言いにくく、「体調不良で入れません」と言っていました。
それでも、男性の先生も女子の事情をわかってくれていたのか気づかいなのかわかりませんが、暗黙の了解で「体調不良=生理」だと認識されていたように思います。
異性の友人や恋人に伝えるとき
女友だちなら気兼ねなく生理の話はできていましたが、仲がよくても男友だちにはできませんでした。そのため、生理痛で授業やクラブ活動を休む際、男友だちに対しては「ちょっと具合が悪くて休む」と無難な言葉で伝えるように。彼らから「もしかして生理なの?」などと聞かれることはありませんでした。
恋人に対しては、少し恥ずかしさもありましたが生理のことは伝えるように。伝えたときは彼は最初、戸惑っていましたが、彼なりに生理の症状について調べてくれるなど、伝えたことで生理への理解を深めてくれていた様子でした。お泊りの予定と重なりそうなら、事前に「生理と重なるかもしれない」と伝えて日程調整をすることもあり、恋人の場合は、今後の関係値のためにもちゃんと伝えたほうが理解してもらいやすいと感じました。
職場の人に伝えるとき
最後に、職場ではどうしているかというと。生理痛で出勤できないときや早退したいときは、なるべく女性の上司に、しっかりと「生理痛で」と伝えるようにしていました。女性の上司になかなか「生理」が理解されづらいということを聞いたことがありますが、私が働いていたところは理由を言えば理解してもらえていました。
また、女性の上司が不在でやむを得ず男性の上司が対応した場合は、少し濁して「今日は体調不良で」と伝えるように。男性の上司も、具体的に突っ込んでくる人はおらず「そうか、無理しなくていいよ」と答えてくれることが多かったように感じています。
やはり異性が相手であると、やはり直接的に「生理です」とは言いにくいと感じます。伝えたときに、相手も戸惑っているのがわかってしまうなぁと、私としては思っています。無理にストレートに伝えずに、オブラートに包んで伝えればお互いに恥ずかしい気持ちにならないと、経験を通して気づきました。
著者/光丘月乃
監修/助産師 REIKO
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