体験談&マンガ投稿コンテスト開催中!
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予防接種当日、出発前のこと
娘が生後2カ月になった日のことです。その日は娘の初めての予防接種を予約していたため、私も夫も10時までに病院に行かなくてはと、そわそわしていました。朝起きると私と夫で「2カ月おめでとう!」と言いながらまずは娘のおむつを替えました。「おしっこいっぱいしたね~!」とパンパンのおむつを開くと……。
ピューッとおしっこを噴射されてしまいました! 急いでおむつを閉じましたが、漏れてしまいました。わが家ではよくあることです。
「おしっこがいっぱい出るのはいいことだよ~!」と言いながら、娘をきれいに拭き、着替えさせて、濡れた洋服を手洗いしました。私が洗濯を終えて部屋に戻ると、夫が「またおしっこしてるからおむつ替えるね」と、おむつ替えの準備をしていました。
次の瞬間、「うわぁ~!!」という声のほうを見ると、おしっこでびしょびしょになった娘と夫がいました。おむつ替えの際にまたもや娘がおしっこを噴射し、2人とも漏れてしまったのです。夫と娘でシャワーを浴びてもらってから病院に出かけました。
病院に到着すると、まさかの事態に…!
コロナ禍で予防接種の付き添いは1人までと事前に病院に確認をしていました。そのため、娘と夫は車で待機してもらい、私が予防接種の受付をしました。「予防接種はそれほど待ち時間がないため、待合室で待機してください」と言われたため、車に戻って夫とバトンタッチをしました。
夫は「それじゃ、行ってくるね!」と意気揚々と娘を車から降ろして出かけて行った……と、思ったのですが、「ちょっと! 背中見て!!」と戻ってきました。
なんと娘の背中がまっ黄色になっていたのです。娘を抱っこしていた夫の手のひらもまっ黄色。まさかと思い、チャイルドシートをみると同じくまっ黄色になっていました……。
黄色の正体は……、そうです、うんちです。うんちが盛大に漏れていたのです。
病院に事情を説明し、相談したところご了承いただけたので、2人で娘を抱えて病院に行きました。そして、女性用トイレにおむつ台があったので、私がおむつ台に連れていきました。おむつ台の前でどうやったら他のところを汚さないでおむつを替えられるのかと、とても悩みました。まだ首のすわらない娘を抱えながら、うんちで汚れた服とおむつを取り替えるのはとても大変でした。
想定外は本当に起こる
もともと予防接種には夫1人で行く予定でした。しかし、病院にはおむつ替えの台は女性用トイレにしかなかったため、私が一緒に行ってよかったと思いました。夫は娘を抱えていると、背負っているリュックからウエットティッシュやおむつを取り出すことが困難であると実感したようです。「やっぱり子どもを抱えていると大変だね。子連れの人にはもっとやさしくしよう!」と言っていました。
バタバタとおむつを替えて、きれいになった娘を夫に預けると、私はまた車で待機をしていました。予防接種を終えた娘を抱えて帰ってきた夫は、「いやー、注射した瞬間は泣いたけど、そのあとはすぐ寝ていてえらかったよ。待合室で他のお母さんたちに『何カ月ですか?』とか話しかけられたよー」と、とてもうれしそうでした。娘は初めての予防接種を、「思い出に残るもの」にしたかったのかもしれません。家に帰ってからも、汚れた服とチャイルドシートを洗うというイベントが待っていたのでした。
赤ちゃんとのお出かけには想定外のことが起こりやすいとよく言われますが、まさにその通りでした。その後もお出かけの際にはうんち漏れが多い娘。今ではうんちは漏れても想定内と思いながら、準備万端で時間に余裕をもってお出かけをするようにしています。
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監修/助産師 REIKO
著者:えまぴょんママ
生後5カ月の1児の母。現在育休中。子どもが生後10カ月になったら職場復帰を予定しているため、初めての育児に奮闘しながら、子どもと1日中一緒にいられる今を精一杯楽しんでいる。