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「大変なことになるから」抗がん剤治療では吐き気止めがめっちゃ大切で #子宮頸がんゆる闘病記 35

「子宮頸がんゆる闘病記」第35話。2015年に子宮頸がんが判明した、とりだまり まどさんの体験を描いたマンガ。おなかの膨らみに気付き、婦人科を受診、その後、がんの専門病院で詳しい検査をすると子宮頸がんと診断されました。無事手術が終了。そして、抗がん剤治療と放射線治療のために再び入院し、いよいよ抗がん剤治療をする日を迎えて……。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師天神尚子 先生
産婦人科 | 三鷹レディースクリニック院長

日本医科大学産婦人科入局後、派遣病院を経て、米国ローレンスリバモア国立研究所留学。その後、日本医科大学付属病院講師となり、平成7年5月から三楽病院勤務。日本医科大学付属病院客員講師、三楽病院産婦人科科長を務めた後、退職。2004年2月2日より、三鷹レディースクリニックを開業。
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入院初日、放射線治療が始まったとりだまりさん。ドキドキしながら治療を受けたのですが、あっさり終了します。これなら全28回おこなっても楽勝だと思っていたら、異様な眠気に吐き気が出てきました。ただ、がんの治療で吐いたのは、この放射線治療1回目のときだけだったそうです。

 

そしていよいよ抗がん剤治療がスタート。抗がん剤治療には吐き気止めが大切らしく、飲み忘れると大変なことになると看護師さんに言われて……。

 

抗がん剤治療は吐き気止めが大切

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

私が飲んでいたのは「イメンドカプセル」という吐き気防止のお薬。

めっちゃ強い吐き気止めなんでしょうね~。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

6本中4本が「輸液」。

抗がん剤が終わった後は、輸液をガンガン流すことで、強力な抗がん剤を排出するようです。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

点滴、ひんやりしますよね~。

「ああ、今、抗がん剤が入ってるんだなー」と実感する瞬間です。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

私はなんか緊張して、気付けば全身に力入ってました。

なんかそれだけで疲れるじゃないですか。

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

 

子宮頸がんゆる闘病記 35

 

というわけで、私はずっと「抗がん剤は美容液!」と思い込みながら、点滴を受けていました。うふふふふ。

 

でも、そう考えるだけで、だいぶ楽しかったんです。

 

それに、せっかく研究者さんたちががんを治療するために作ってくれた薬を、ただただ怖がるのは嫌だったし。

 

頑張っている私の体に対しても、「今体に入ってる物は、嫌な物だ」と感じさせちゃったら、余計ストレスになりそうな気がしたんですね。

 

それに、がん細胞を抗がん剤で「たたく」みたいなイメージも、私はちょっと怖いなって。

 

だって、がん細胞だって、私の体の一部なんです。

 

がん細胞からしてみたら、私の中で、ただ生きたいだけなのですよね。

 

まぁ、あんまり元気に生きられると、宿主である本体が死んじゃうので困るのですが……。

 

それを悪者みたいに捉えちゃうのは、ちょっとかわいそうだなと思っていました。

 

だから、黒くてトゲトゲしたがん細胞が、抗がん剤や放射線に触れると、魔法みたいに瞬時にキラキラキラ……となんかビタミン的な栄養豊富なものに生まれ変わる。

 

だから、私、治療のたびに美肌になっちゃうわ~!

 

そんなふうに思いながら治療を受けていたんです。

 

治療が長くなってくると、なかなかこうも言っていられないと思うんですけども。

 

でも、自分で自分のメンタルを楽しく保てたのは、結構うれしかったです。

 

 

最初はすごく緊張して、全身に力が入っていたけれど、考え方を変えることで気持ちがだいぶラクになったと、とりだまりさん。ポジティブに捉えられるのは、とてもすてきなことですね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターとりだまり まど

    ライターのとりだまり まどさんが弱音を吐きつつゆるくつづる、子宮頸がんの記録「子宮頸がんゆる闘病記」

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