全身麻酔を打ち、6本の抜歯手術を受けたきなこもちさん。麻酔によるひどい眠気や疲労感、そして抜歯した後の大量出血などさまざまな困難を乗り越え退院の日を迎えますが……。
手術後、待ちに待ったご飯!だけど…
※高額療養費制度とは:医療機関や薬局などで支払う医療費が高額になった際、上限(自己負担限度額)を超えた部分があとで払い戻しされる制度のことです。事前に自己負担額が高額になることがわかっている場合は、「限度額適用認定証」を提示すると窓口で支払う金額が上限を超えることがありません。
抜歯手術による大量出血や全身麻酔後の朦朧とするほどの眠気からようやく回復し、食事を楽しみにしていたきなこもちさん。
しかし、いざ食事をとろうとすると噛めないし飲み込めない! という事態に。抜歯した部分は傷口になっている状態なので食事をするのも一苦労です。
きなこもちさんも噛めないどころか飲み込めない状態に驚きますが、「しばらくすれば食べられるだろう」と思っていました。しかし実際は10日間もの間、固形物を口にすることができなかったそう。
それだけ大変な手術だった、ということがわかりますね。食事の思わぬトラブルがありましたが、術後の経過も良く無事退院することができました。
※この漫画は実話に基づいた体験談であり、すべての方が当てはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※顎変形症とは:上顎や下顎の形状や大小のバランスの異常により、顔貌、発音、噛み合わせに問題が起こり、咀嚼や会話、顎関節の動きに異常をきたすこともあります。下顎が突き出す下顎前突、上顎が突き出す上顎前突、いわゆる「受け口」や「出っ歯」と呼ばれる状態は、顎変形症の代表的な症例です。顎変形症は生まれつきのものが多いですが、下垂体の腫瘍や顎関節部の外傷などによっても起こることがあります。軽度の顎変形症は歯列矯正のみで対応可能ですが、骨格的な歪みが大きく顎を動かさないと噛み合わせを改善できない場合は顎骨を切る外科矯正治療の適応になります。
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