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「手術したのは利き手側で…」コロナ禍で会えない遠方の母から手料理が届き #乳がん絵日記 23

「乳がん絵日記」第23話。2021年に乳がんが発覚し闘病を続けている、こほこさんの体験を描いたマンガを紹介します。浸潤性小葉がんによる右胸の全摘、同時再建手術を受けたこほこさん。退院から2日たち、日常生活を送ろうとするも困難がたくさんあって……!?

この記事の監修者
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医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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右乳の全摘と左太ももの自家組織を使った再建手術をおこなったこほこさん。約2週間の入院生活を終え、自宅へと戻りました。

 

病院と自宅での生活スタイルの差に戸惑いつつも、自宅でゆっくりと過ごしていました。術後の生活は意外にも制限があり、こほこさんは困ることが多々あったそうです。

 

手術したのは利き手側で困ったことが多く…

術後12日目、無事に退院した私は自宅でまったりと過ごしていました。

 

手術をした右胸は利き手側だったので困ったことがたくさんありました。

 

#乳がん絵日記23

 

傷に響くので、重いものを持ったり力を入れたりすることはしばらく難しい状態でした。また、再建した右胸の傷を治すために、右腕を90度以上上げることもダメだったので動作が限られてしまっていました。

 

退院して料理をしていたのですが、包丁でにんじんとか肉とか硬いものを切る、みじん切りのような細かい動き、重い鍋を持ち上げる、ビンのフタを開けるといった動きができず……。

 

おたまで鍋の中身をかき混ぜることも意外と腕を持ち上げるので右腕ではできませんでした。

 

ただ、無理に料理せずともお惣菜や宅配などテイクアウトのご飯で食事を済ませることもできるので、何とかなるか〜と思っていました。

 

すると、料理が得意な母があらゆる食材を使った料理がクール宅急便で届いたのです! たけのこご飯やハンバーグ、れんこんのサラダなどうれしいものがたくさん!

 

またもや母の愛を感じました。

 

 

#乳がん絵日記23

 

自宅での生活にも慣れてきた退院3日目。

 

右胸の傷に貼るガーゼやテープが足りなくなってきたため、近所のドラッグストアへ行きました! 術後初めて外を歩いたのでやや疲れましたが、もっともっと歩きたくなっていきました。

 

そこで、友人に付き添ってもらって近所の公園を散歩することにしました。休憩を挟みつつ、1時間半くらいゆっくりと歩きました。

 

合計2〜3kmくらい歩き、夜は眠剤を飲まなくてもぐっすり眠れました。

 

手術をしてから、右胸と左太ももの傷を治すために寝る体勢があお向けになっていて、普段うつ伏せか横向きで入眠していた私はなかなかうまく眠れなくなってしまっていました。でもこの日はスッと眠れたので、単に運動不足だったのかもしれません。

 

 

#乳がん絵日記23

 

右胸の再建は左太ももの自家組織を利用したので、左太ももの傷も確認していました。

 

左の内ももから足の付け根に向かって、20cmくらいの大きさの傷がありました。普通に立ってると前後からはほとんど見えないので、あぐらをかいて傷の確認をしました。

 

保湿してから病院の売店で買ってきたテープを週1くらいで貼り替えていました。左太ももの管を挿していた穴の周辺がプヨプヨと膨らんでて、入院中は何かたまっているのかな〜て思っていたのですが、退院日にエコーで見てもらったら自分の脂肪でした(笑)。

 

この膨らみを抑えよう! と思いネット通販でサポーターを購入したのですが、すごくキツい。口コミでもキツいと書かれていたのですが、安いしサイズ表では問題ないなかったのです。

 

太ももに巻こうとしたらすさまじい圧迫感を感じたので、膝を痛めている夫にプレゼントしました(笑)。

 

 

術後、手術したときの傷を治すために重いものを持ったり右腕に力を入れたりすることができなかったこほこさん。料理をしていると意外と力仕事になることがあり、自分で食事の用意ができないこほこさんにお母さんが料理を送ってくれたそうです。こほこさんは母の味を堪能したのだとか。ふとしたことで親のありがたさを感じることってありますよね。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターこほこ

    2021年、乳がんになり右胸を全摘。「患者さんが残した記録が誰かのためになることもあるよ」と医師から聞き、絵日記を書き始める。夫と2人暮らしの40代。仕事も趣味も人生も楽しく継続中。

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