低用量ピルの服用において不安だったこと
そんな思いを抱えていた私は低用量ピルについて検討することに。低用量ピルを飲み始めるにあたり、まず不安だったのが通院や金銭面のことでした。
通院のたびに時間を取られるのではないか、どれだけ効果があるかまだわからないのに、お金を払って低用量ピルを処方してもらう必要があるのかということです。
また、副作用が出る可能性があると聞いていたので、果たして自分に副作用がでるのかどうかも不安要素の1つでした。
クリニックに通い始めてから
不安要素はたくさんありましたが、やはりPMSや生理の苦しみから抜け出したい一心で、予約制の低用量ピル処方対応のあるクリニックに行ってみることにしました。
最初は、どのようなことに悩んでいるのか、低用量ピルを飲んでも問題がなさそうかなどを診察してもらい、内容に合わせてピルの種類を決めてもらいました。
当時はジェネリックがあることも知りませんでしたが、結果的に私に合う低用量ピルにはジェネリックの取り扱いがあり、1シート1,000円にも満たない金額で、低用量ピルを処方してもらうことに。
数カ月に一度は診察や子宮頸がんや血液の検査が必要なものの、それ以外は基本的には受け取りのためだけに受診すれば良く、一度で3カ月分の処方をしてもらえることがわかりました。
副作用もそれほど心配ないことを知り、安心感を与えてくれる診察だったことを覚えています。
低用量ピルを飲み始めてから
処方してもらった低用量ピルを飲み始めてからは、私の場合はすぐに効果が出ていると実感するほどでした。
生理前のどうしようもない情緒不安定もなくなり、生理期間を忘れるほど生理痛も和らぎ、本当に驚いたことを覚えています。経血量もかなり減り、心も体もラクになり、低用量ピルを飲み始めてよかったと思っています。生理に悩んでいる友人にも低用量ピルについて話したりしたのですが、同じように生理のつらさから抜け出せたそうです。
月に1度の生理はとっても憂うつだったので、もう少し早く飲み始めればよかったと後悔しているほどです。
毎月生理の苦しみにひたすら耐えていましたが、低用量ピルに出合えてからは精神的にも身体的にもラクになり、あんなに苦しんでいたのが嘘のようです。我慢があったからこその解放感ではありますが、これからも低用量ピルに助けてもらいながら生理と向き合っていきたいと思っています。
著者/ゆりん
監修/助産師 REIKO
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