シミ消しクリームを塗ると広がった!?
とにかくシミをすぐにでも消したい私は、真っ先に美容外科でシミ取りをしようと思い、ネットで調べました。しかし、ネットの情報は膨大です。評判の良い美容外科、費用が安い美容外科など、さまざまな情報に惑わされて決めることができません。それに万が一、失敗したときのリスクを考えると怖くなってしまい、とりあえず自力でなんとかしてみようと決めました。そこで、当時働いていた職場に、そばかすで悩んでいた同僚がいたので、そばかす対策に何かしているかを聞いてみました。
同僚の話だと、市販のシミ消しクリームを塗ったら完全ではないけれど薄くはなるようでした。早速、口コミで評判の良いシミ消しクリームを探し、購入しました。正直、半信半疑でしたが、朝と夜の洗顔後に塗ってみました。
塗り始めて1週間ほどすると、なんとなく色が薄くなってきたような気がしました。思ったより効果が早かったので驚きましたが同時にうれしくもなり、私はせっせと朝晩シミ消しクリームを塗り続けました。ところが、1カ月ほどたって、鏡でじっくりシミを見ると、色はたしかに薄くなってはいましたが、シミが大きくなっていることに気が付きました。なんとシミが広がっていたのです。
不思議!米のとぎ汁で洗顔し始めたら
がく然とした私は、再びネット情報を頼りました。たくさんの情報の中で「米のとぎ汁のピーリング効果」という情報が目に留まりました。1番最初のとぎ汁には、肌に効く美容成分のビタミンB1、 ビタミンB2、ビタミンE、セラミドなどが含まれていて、それらの粒子にピーリング効果があると書いてありました。
米のとぎ汁での洗顔は皮膚科の女医さんも推奨していて、実際に彼女自身もおこなっているようなので、信憑性があると感じたのです。それに米のとぎ汁ならば、毎日ご飯を炊くので簡単に用意することができ、薬品のように含まれている成分を気にする必要もありません。無理なく、安全に、手軽にできると思い実践を決めました。
早速、朝お米をといだときに、最初のとぎ汁を容器に取っておき、そこにとぎ汁の1.5倍のお湯を足したもので洗顔してみました。ネットに書いてあったようにこすらず、肌にやさしくなじませるように。洗顔後、タオルでは拭かず、手で顔に染み込ますように押さえながら自然乾燥すると、不思議なことにまったく突っ張り感がありません。そして、驚いたことに洗顔を始めて数日で、確実にシミが薄くなっていました。3カ月続けると、かなり薄くなりました。
米のとぎ汁の沈殿物パックの底力
米のとぎ汁で洗顔をする以前は、コンシーラーをシミに塗ってからファンデーションを塗っていましたが、その必要もないほどにシミは薄くなりました。しかし、私の目標はシミを「薄くする」ことではありません。「消す」ことだったのです。そこで、米のとぎ汁のピーリング効果に書いてあった、とぎ汁の沈殿物パックも試してみることにしました。
朝は忙しいので、パックは夜にすることに。朝の洗顔用のとぎ汁を半分容器に移し、ラップをかけて冷蔵庫に冷やしておきます。すると夜には、分離して容器の底にクリーム状の沈殿物がたまります。水は捨ててしまい、そのクリーム状の沈殿物をパックとして使うのです。
お風呂上がりに顔に塗り5~10分ほどしたら、軽くぬるま湯で洗い流します。今回はすぐにシミ消し効果は表れませんでしたが、肌のしっとり感とモチモチ感はすぐにありました。くすみも、なくなってきたのもわかりました。「これは、いける!」。そう思い、地道に頑張り続けると、2カ月ほど過ぎたころ、突然シミが完全に消えていることに気付きました。不思議なのですが、シミを見つけたのも突然ですが、消えたのも突然! 私は自力でシミの撃退に成功したのです!!
まとめ
今回シミを撃退するために始めた、米のとぎ汁洗顔と沈殿物パックのおかげで、気が付くと「くすみ」もなくなり、肌に張りと潤いも出てきました。また、米のとぎ汁を湯船に混ぜると、全身の肌が潤うことや、シャンプーの後に頭皮をマッサージすると毛穴の汚れが落ち、抜け毛予防にもなるとの情報も。また、乳酸菌も含まれていることも知り、手作りのパンを作るときに天然酵母として使うようにもなりました。
全部実践することは無理ですが、安心して使える身近なもので、自分なりに若々しくいられる努力はしたいと思うようになりました。それにしても、今まで捨ててきた米のとぎ汁、今思うと「なんて、もったいないことをしてたのか!」と悔やまれます。何よりも経済的で簡単なシミ対策、これからも続けていきたいと思います。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※とぎ汁は刺激が強いので最初にパッチテストをして、肌に赤みなどが出たら使用しないでください。
※肌を傷つける原因になるのでやさしく洗いましょう。
※長期間保存せず、早めに使いましょう。
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著者:さなり
夫と社会人の息子、大学生の娘、愛犬ポメラニアンの4人と1匹家族。昨年、親の介護のため専業主婦に。