出会いは友だちの紹介
出会いは共通の知り合いからの紹介でした。彼は外国籍で「日本へ留学に行くので、日本語の練習をかねて日本人の友だちを探していた」とのことで、知り合いからたまたま私に「連絡先を教えていいか」連絡がきたのです。
過去に留学生支援などの活動をおこなっていた私にとっては、このような出会いかたに何も抵抗はなく、すんなりと連絡先を交換することに。彼の留学先は私が住んでいる地域からかなり離れていたこともあり、会うこともないだろうし、メールや電話でのやりとりになるかなと軽く考えていました。
なんと、お付き合いすることに!?
連絡を取り合い始めた私たちですが、彼はほぼ日本語がペラペラの状態でした。友だちからは「日本語でのコミュニケーションや日本の生活で困りそうなことがあれば手助けしてあげてほしい」と頼まれていましたが、私の頭にはハテナが浮かぶほど必要なさそう。話してみると趣味や性格が似ていてとても話しやすく、写真ではなく直接彼に会って話してみたいという気持ちが増していきました。
そして、彼とやりとりをし始めて数カ月後、実際に会うことに。それから時間をかけて数度のデートを重ね、自然とお付き合いを始めることになったのですが……。
彼からまさかの二股宣言
彼と私の住んでいた地域は飛行機で行き来するほどの遠距離。当時はお互いに学生だったということもあり金銭的な余裕もなく、あまり会うことができずに時間が過ぎていきました。
自然と連絡頻度がだんだんと減っていくのを感じ、「もう潮時だな」と感じていた私。そこで話す時間を作り、電話で私が別れ話を切り出そうとしたとき、彼から「君とはあまり会えないから、次会うまで他の人と遊んでいてもいい?」とまさかの二股宣言をされたのです。
彼の正直すぎる発言に私は思わず言葉を失ってしまいました。そして、彼のありえない言動も相まって、私はそのまま別れを告げ、関係に終止符を打ったのです。
実際に遠距離恋愛をしてみて、気持ちがあればどうにかなると思っていましたが、遠距離恋愛のおかげで彼の本性がわかったので良くも悪くもいい経験となりました。また、自分には遠距離恋愛は向いていないんだと再確認することもできたので、何事も経験してみないとわからないと思った出来事です。
著者/みどりここな
イラスト/かたくりこ
ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!