子どもが欲しい願望がなかった私たち
もともと知り合い程度の仲で、交際0日で電撃結婚をした夫と私。お互いに結婚願望も子どもが欲しいという願望も強くありませんでした。外出先で子どもが泣いていたらいい気はしませんでしたし、「自分の子どもならかわいい」という感覚もよくわからず、夫に関しては「絶対にペットの犬のほうがかわいい」と断言していたほど……。
子育ては大変そうというイメージしかなかったため、「あんなに大変そうなのに、なんでみんな子どもが欲しいと言うのだろう?」と私は疑問しかありませんでした。
妊娠が判明すると夫が豹変!
そんな私たちでしたが、結婚後すぐに妊娠が判明! すると、夫の態度が一変したのです。あんなに子育てに興味がないと言っていた夫でしたが、妊娠がわかってからは、仕事を休んででも妊婦健診に付き添ってくれたり、父親教室なども積極的に参加してくれたりするように。
さらに「ママと子どものためにできることはすべてやりたい」とまで言ってくれて、家事への協力はもちろん、子どもが生まれた後のイメトレも欠かさず、おなかの赤ちゃんには毎日話しかけていました。
子どもが生まれてからは、育児をほぼ完璧におこなってくれていて「私よりも上手にこなしているんじゃない?」と思うほどです。妊娠が判明したとき「夫は子育てに興味がないみたいだから子どもが生まれたら自分が頑張らないといけないな……」と思っていましたが、夫の変わりようにいい意味で期待を裏切られました。
今では友人と「パパ友会」を開催
そんな夫は、今では定期的に友人2人と「パパ友会」を開催しています。パパ3人で子ども7人を連れて遊ぶ会です。
夫と友人たちは職業が看護師ということもあり、子どものお世話や遊ぶことが好きで、子どもたちの面倒を見るのが苦痛ではないそう。「パパ友会」の行き先は公園や川、テーマパークなどさまざまで、家でBBQをすることもあります。ママとではできないアクティブな遊びをしたり、その日はママに休んでもらったりすることを目的にしているといいます。
結婚前の夫には、なぜか「子育てを必死で頑張るのはダサい」というイメージがあったそうですが、今では「子育てってなんて楽しいんだろう!」と毎日言っていて、その変わりように今でも驚かされます。私も子どもがほしいという願望は強くありませんでしたが、この人と一緒ならこれからも子育てを楽しめるだろうなと思っています。
著者/sugar111 佐藤 幸代
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