彼は無類の巨乳好き
私と彼の共通の友人に「まさか巨乳好きの〇〇(彼)が、(貧乳の)私ちゃんと付き合うとはびっくりしたよ~」と言われたことがきっかけで、彼が「巨乳好き」であることを知った私。
ただの巨乳好きならいいのですが、夜の仲良しが終わったあと、私の胸が小さいと一方的にキレられたり、彼の元カノは自他ともに認める巨乳だったらしく、胸の大きさを比べられたりし、私はモヤモヤとしていました。
帰宅しない彼。実は…
同棲してから半年が過ぎたあたりから、彼は仕事のストレスもあったのか少しずつ性格が暴力的になりました。私のことを愛していないのだろうかと感じる言動も多くなって……。
そして、彼は飲み会に行くと言って帰ってこないことが増えたのです。連絡が取れないまま朝を迎え、私が仕事に行ってから彼が帰ってくるという日々が続き……。
そんなすれ違いが多くなっていたある日、私と彼、私たちの共通の友人たちと飲んでいるとき、泥酔した友人が「こいつ風俗に通ってるよ」と言ってきたのです。私はきっと何かあるとは思っていたので、友人の言葉を意外と冷静に受け止められました。彼もべろべろに酔っぱらっていましたが一瞬黙ったあと「まあ、店だから。浮気ではない! それはそれ、これはこれだよ~」と笑っていました。
無気力で彼を受け入れる日々
飲み会から帰宅後、私は彼に風俗店へ通っていることを問い詰めようと試みました。しかし、その話題を出そうとすると彼は怒ってしまい話にならなくて……。
その後も、彼は「飲み会」と言い風俗店に通い詰めていたようで、帰宅しない日が頻繁にありました。私はそんな彼との生活に疲れ果てて無気力になり、次第に彼が帰宅しなくても知らないふりをするように。そして結局、交際1年ほどで私はフラれ、彼との交際期間は終了したのでした。
彼と交際していた期間の最後のほうは、体重がどんどん落ちてしまい周りの友人からよく心配されていた私。今思うと、彼に振り回されて心が疲れ切ってしまっていたのかもしれません。現在、私は結婚をして子どもにも恵まれ家族3人幸せな生活を送っています。
著者/米久 熊代
イラスト/かたくりこ
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