生理の大発見をした当時の私
初潮を迎えてから月に1回生理がくるようになった小学生の私。ある日、1日から7日の間に生理が始まり終わっていることに気付きました。恐らくそうじゃない月もあったと思うのですが、数カ月その状態が続いたため私は「私の生理は1日から7日の間なんだ!」と勘違いしてしまったのです。
私が生理について初めてきちんと学んだのは中学生だった記憶があるので、当時は母から生理について簡単な知識を教えてもらっていただけで、生理周期については正しく理解していませんでした。
生理がくる日が少しずつズレてきて…
しかし、大発見をしてから数カ月経ったころ、なんと生理が月の中旬にきました。「1日から7日の間にくるはずなのに……」と不思議に思った私。その後もどんどん生理開始日がズレていきました。
生理のしくみを知った今ではなんとも思いませんが、当時の私は「1日から7日に必ず生理がくる」と思い込んでいたので、「なんでズレてるんだろう?」「もしかして病気なんじゃないの?」と焦ったり不安を感じたりするようになったのです。
しかし、当時は調べる機会もなかったため、なぜこうなっているのかわからないままでした。
思い切って母に相談すると…
数日間不安を抱えていた私ですが、思い切って母に相談することに。
すぐに相談しなかった理由は、母に心配をかけさせないためでした。当時、母は乳がんを患いながら父が自営する飲食店も手伝っている状態で、毎日忙しそうにしていたのです。そんな母に余計な負担をかけたくなくて話していませんでした。
しかし、不安も限界を迎え恐る恐る相談すると、母は笑いながら生理周期について教えてくれました。また、子どもの内は生理周期が乱れることが多いことも教えてくれたのです。
実は心の中で「生理開始日が毎月決まっていてわかりやすいなぁ!」と思っていた私。どんどんズレるようになって少しだけショックも受けましたが、病気ではないことがわかりひと安心しました。
著者/佐藤里桜
監修/助産師 REIKO
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