なな子さんは息子の泣き声を聞いていることができず、外へ行くことに。
ベビーカーに乗せてゆっくり歩いていると、家では泣いていた息子も、泣き止みました。
しかし赤信号で止まってしまうと、また泣き出してしまいます。ずっと外を歩くのもラクではないと思ったなな子さんは、スーパーへ。
日中息子と2人きりのなな子さんにとって、スーパーは息子を見た人から「かわいいわね」などと声をかけてもらえたりして、ひとりではないと感じられる唯一の場所だったのです。
しかし、この日は知らない人から言われたまさかの言葉に、なな子さんはショックを受けてしまいました……。
初めて知らない人に冷たいことを言われてしまい…
スーパーで会った女性に、「その子何カ月?」と聞かれたなな子さん。
「生後1カ月です」となな子さんが答えると、「風邪がはやっている時期に、そんな小さい子どもを連れてくるなんて……」そう、女性は言ってきたのです。
そして次の言葉は、さらになな子さんの胸に突き刺さりました。
「かわいそうに……」
息子を見てくれる人がいないなな子さん。家に息子を置いて来られるわけありません。
初めての子育てでいっぱいいっぱいだったなな子さんは、見知らぬ女性の心ない言葉に深く傷ついてしまいました。