女性の悩みでよく聞くのが「冷え」。とくに寒くなる秋冬は大問題ですよね。さらに、妊娠・出産で変化するホルモンバランスの影響で妊婦さん・産後ママは冷えやすいのです。がまんせず、おなかの赤ちゃんのためにも、今から冷え対策に取り組みましょう!
妊婦の体は冷えやすい!
妊婦さんの冷えの原因として、妊娠によるホルモンバランスの乱れや大きなおなかを支えることによる血行不良、自律神経の乱れ、運動不足による筋肉量の低下などが挙げられます。しかも、冷えはお腹の張り、足のむくみにも関係します。
さらに、産後もホルモンの影響が続き、同じような原因で冷えやすい体に。妊婦の冷えは早めに対策し、冷えにくい体で赤ちゃんを迎えたいですね。
まずはコレから!簡単冷え対策
では、今すぐにできる簡単な冷え対策をご紹介します。まずは、タオルやショールなどで首元をおおい、温めましょう!それから、靴下を重ねばきしましょう。普通の靴下でも、2枚はくだけで効果あり!
ただし、キツイと感じるものは血行を妨げるのでNGです。また、ひざ掛けや毛布などで太ももからふくらはぎを温めるのも効果があります。足元までおおってしまえばさらに温まりますよ。
【関連リンク】
・冷え対策にも!「腹帯」ってしたほうがいい?どんなものがいいいの?
体の中から冷えを撃退!
次は、身近な食材で内側から体を温めていきましょう。おすすめ食材は「しょうが」。血行をよくして体を温め、免疫力もアップしてくれるといわれています。気軽に取り入れるには、毎日のお味噌汁に入れること!
輪切りにしたしょうがを1枚、煮込むときにそのまま入れるだけでOK!ほのかにしょうがが香り、食欲も刺激されますよ。発酵食品の味噌も体を温めるので、ぜひお試しください。
生活習慣を少し変えるだけでも、冷えを軽減することができます。妊婦さんは今のうちに冷えにくい生活を習慣づけておくと、冷えやすい産後も快適に過ごせますよ。冬だけでなく、夏も空調などで冷えやすいので油断せず対策してくださいね。(TEXT:千倉美波)