妹から言われた衝撃の言葉
私は生理のとき、トイレへ行くたびにナプキンを交換しています。早ければ1時間、遅くても3時間に1回は交換するようにしているのです。経血量に関わらず、トイレへ行った際に必ずナプキンを交換するようにしていた私。ある日、妹からナプキンの交換頻度について聞かれました。
答えると妹は「もったいないからナプキンを1回ずつ替えないで」と私に言ってきたのです。私はびっくりして、とりあえず頷いてしまいました。
1回ずつナプキンを交換する理由
私がこまめにナプキンを交換する理由は2つあります。1つ目は初潮を迎えたころ、母から「ナプキンは1時間に1回替えるんだよ」と教えてもらったからです。母は「同じナプキンをずっとつけていると、かぶれたり臭いで周りに迷惑をかけたりするから」と教えてくれました。
2つ目は、ナプキン交換が面倒で長時間つけていた際、かゆみを感じたことがあるからです。私はそんな経験をしてから、こまめにナプキンを替えるようにしていました。たとえ経血が少なくてもかゆみを感じることがあったので、経血量に関わらず逐一交換していたのです。
妹が考えていたこと
妹があんな発言をしたのにも理由がありました。ナプキンは決して安い物ではないため、少しでも出費を抑えたかったんだと思います。家計管理をしているのは妹なので、何か思うことがあったのでしょう。私たち家族は3人そろって給料も良くなく、毎月カツカツ。
さらに、家電が壊れ始めて、一気に替え時がきてしまったので、妹も焦っていたのだと思います。妹の考えも理解できるので、私は「それは無理」と強く言うこともできませんでした。
私も理由があって替えているので、その後の妹の意見は取り入れず、その後もまめに替えています。その代わり、ナプキン代は時々私のポケットマネーから出すように。現在は、生理痛の治療のため、ディナゲスト錠を服用していて生理が止まっているため、ナプキン代も妹の分しかかかっておらず、以前よりは、出費を抑えられていると思います。
※経血のついたナプキンを長時間放置することは、皮膚トラブルにつながるだけでなく、感染症のリスクが高まる可能性もあります。ご注意ください。
著者/佐藤里桜
イラスト/マメ美
監修/助産師 松田玲子
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