成功率が上がる?!
私の住む街にはたくさんの種類のお見合いパーティーがあります。いい出会いがあるかどうかは、どのパーティーを選ぶかでも決まってくると思っています。
私の場合、お酒を飲まない、翌日の仕事に響かせたくないといった理由から、できるだけ昼間のパーティーに参加するようにしていました。夜より日中開催のイベントのほうが、費用も安い傾向にあります。ドリンクだけが出てくるようなパーティーで十分でした。気が合った方がいれば、パーティーの後にお茶をしに行けるのも日中開催のメリットだと思います。
また私はひとり暮らしなので、あまりイベントにお金をかけたくありません。それゆえに、女性料金が安いパーティーを選ぶようにしています。電話ではなくネットから申し込むと割引されるパーティーもありますが、男性料金は高めのものを選びます。なぜなら費用が高いほうが、本格的に婚活をしている真面目な男性が集まるからです。
私の感覚では、男性の費用が安い場合は遊び目的の人が多い傾向があり、参加コストがかかるパーティーには収入もあり本気でパートナー探しをしている男性が多い印象なのです。参加回数を重ねるごとに、そういったこともわかってきました。
3分のトークタイムがマッチングのカギ
ほとんどのお見合いパーティーでは、1対1で3分くらい話をする時間があります。男女どちらかが順番に席を移動して、一人ずつ話すスタイルです。たった数分ですが、このときにフィーリングが合うかどうかがだいたいわかります。私の場合、この時間に、相手の「身だしなみ」と「目」、そして「筋肉」をチェックするようにしています。
例えば必要以上に胸のボタンを開けて、鎖骨を見せている男性もいます。それはセクシーアピールなのかもしれませんが、私は遊び目的だと感じてしまいます。反対に、センスのいい服装をしている男性は好感が持てます。そしてあまりしゃべるのが得意ではない人でも、しっかり目を見てくれる人には惹かれることが多いです。誠実な感じがしますし、見つめ合ってドキドキするならフィーリングが合う相手だと思うからです。そして、筋肉フェチな私は、腕の筋肉などに目がいきがちです。
このトークタイムで私が心がけていたのは、自分から話しかけることです。これまでの経験から、男性のほうが人見知りすることが多い印象があります。人見知りでも性格のいい人はたくさんいますが、たった3分ではそれを見極めることが難しいです。
3分のあいだに少しでも相手のことを知るために、私から話しかけて人見知りの方でも話しやすい雰囲気作りをするのです。ちょっと話せば緊張がほどけて会話が乗ってくる人もいます。フィーリングが合えば、たった3分でもとても盛り上がったりとても居心地のいい時間になったりするのです。短いトーク時間のなかで「もっと話したいな」と思う男性をチェックすることも忘れません。私がそう思っているときは、だいたいお相手の方も同じように思ってくれている場合が多かったです。
マッチングした後に真実がわかることも
私はお見合いパーティーに4回参加しましたが、そのうち3回は見事マッチングしました。肝心なのはその後だと思います。3回ともマッチングした相手とは会場を出てからお茶かディナーに行きました。一緒に食事をしてみて、さらに相性を確認したいからです。
その結果、残念なことにそのうち1人の男性はパーティーで話していた内容が嘘だらけだったことが判明。職業も違いましたし、実はバツイチだと言われました。バツイチであることは問題ではなかったのですが、職業を偽っている時点で信用できなくなり、その方とはそれきりに……。ほかの2人とはその後もデートを重ねてお付き合いしました。残念ながら結婚には至りませんでしたが、どちらも素敵な男性で、楽しい思い出が残っています。
お見合いパーティーは楽しんだ者勝ち
お見合いパーティーでは、「結婚相手を探さなきゃ!」と気負いすぎるとあまりうまくいかない気がしています。パーティーを純粋に楽しむ気持ちで参加することで、自然と話の合う相手に出会うことができました。さらに、女性らしさをアピールしたり、マナーを身に付けたりと自分磨きに力を入れるようにもなったのです。新たな出会いにつながるお見合いパーティーは自分にとって楽しいチャレンジの時間でした。
著者/原田さくら
イラスト/マメ美
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