初孫との対面を楽しみにする義母
私たち夫婦の子どもは、義母にとって初孫でした。遠方に住む義母は、妊娠を報告したときから非常にうれしそうで、孫との対面を心から楽しみにしていました。出産前には孫が使えるようにと手作りのおむつポーチやスタイなどをいくつも作って送ってくれました。
そして、ついに赤ちゃんが誕生! 義母が孫と対面できる日がやってきたのです。場所は私の実家。産院から退院した週の週末、義母は赤ちゃんを見にくることになりました。
滞在時間にびっくり!
そのころ、私は、初めての育児にてんてこまいの日々を送っていました。睡眠時間もままならない毎日に、私は常に頭がフラフラしている状態。そんな状態でも義母がくると聞き、初孫に会いたい義母の気持ちもわかりつつも、私は、正直体を休めたい気持ちでいっぱいでした。
そんなフラフラな状態なのに、義母が実家に滞在するスケジュールを聞き、私はびっくり仰天! 義母がきた日の昼食を共にすることは予想していましたが、その日の夕食も、さらに翌日の昼食も食べにくると言うのです。
産後はとにかく休みたい
私は、そのスケジュールを聞いたときに、頭がクラクラするような気がしました。義母が見にくるのは、私ではなく赤ちゃんだとわかっていても、義母がそばにいては、私はなかなかゆっくり寝ることができません。それがとてもつらく感じたのです。
しかし結局、その計画は予定通りに実行されました。数年経った今でも、私はこの出来事はつらい出来事として記憶に残っています。
「赤ちゃんを見たい!」という義理の母の気持ちもわかりますが、出産したばかりの私への気づかいも欲しかったと、後日夫に私は苦言を呈しました。
産後は赤ちゃんへ視線が注がれがちですが、出産した母の体は休みを欲していると私は感じました。「赤ちゃんを見たい!」と思う周りの気持ちもわかりますが、それをなだめる人の存在も必要です。特に夫にはその役割を担ってほしいと私は強く思いました。
著者/nanoka22
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