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「なぜ母さんを守ってくれないの?」嫁いびりを黙認する父を見て決意したことは…

私の実家は二世帯住宅でしたが、祖母と母はとても不仲でした。また立場的に強い祖母は母をよくいびっており、それを黙認する父を見て、幼いながらに私の中にはある強い決意が芽生えるのでした。

 

二世帯住宅だった実家

私の実家は二世帯住宅で、廊下を挟んで父方の祖父・祖母の家に行けるようになっていました。しかし自ら進んで祖父・祖母の家に遊びに行った記憶はありません。祖母は、父に嫁入りした母が気に入らなかったそうで、結婚した当初から仲が悪かったそうです。

 

そのため、孫の私たちも祖父・祖母にかわいがられた記憶はなく、廊下で繋がっているはずなのに他人の家のように感じていました。

 

祖母からのいびりを受け続けた母

また母が気に入らなかった祖母は、事あるごとに母をいびり続けていました。二世帯とはいえ、廊下で繋がっている家の中では母に逃げ場はありません。母の実家も嫁入りしたら帰ってくるな、という考えだったため、母は耐え続けるしかなかったそうです。

 

もちろん始めのころは、母は父に相談することもあったそうですが、父は母の訴えをまともに取り合うことはなく、祖母の行為を黙認し続けていました。また祖父も祖母の行いには一切口を挟まなかったため、母はよく「子どもたちだけが味方だ」と話していました。幼いながらに、姑のいびりを受ける母の姿がつらそうだったことをよく覚えています。

 

幼いながらに芽生えた誓い

祖母も歳を取ってくると、嫁をいびる元気がなくなったのか徐々に大人しくなっていきました。しかし幼いころに見た祖母の姿は強烈であり、わかりやすいいびりをしなくなった後でも母を無視し続ける祖母は、鬼のように見えました。

 

そして私は幼いながらに、結婚する相手の両親とは絶対に一緒に住まないことを誓いました。また同居するしないに関わらず、義母より私の味方をしてくれる人と結婚する重要性を、幼いころの日々で学んだのでした。

 

 

実際に私は、今の夫との結婚を意識し始めた段階から「親と同居の希望があるか、マザコンか、親と私ではどちらに味方するか」などを、さり気なくさまざまな話題を振りながら慎重に確認していました。

 

彼にも義両親にも同居の意思も一切なく、また彼の家族は良い方ばかりで、結果的にほとんどの心配は取り越し苦労に終わってしまいました。しかし私はただ幸運だっただけで、結婚して家族になる以上、こういった部分で相手選びに慎重になることは、悪いことではないと今でも思っています。

 

著者/百田
イラスト/マメ美

 

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