私を追い詰めた義妹の善意
妊娠後期、つわりも落ち着いてきたころ、義妹が「赤ちゃんグッズ見るの好きで~」とほぼ毎週末のようにわが家へ足を運ぶようになりました。最初は話し相手にもなってくれて楽しかったのですが、だんだんと距離感のなさにモヤモヤするようになっていきました。
買ってきたベビー服を「これは絶対に着せなきゃダメ!」と強く言われたり、名前についても「そんな古風な名前は今どき合わないよ」と笑いながら口を出されたり。最初は「ありがたいことだから」と自分に言い聞かせて我慢していましたが、楽しさよりも疲れのほうが大きくなり、家に来る日が近づくと気が重くなるほどでした。
出産が近づくにつれ不安も増し、ついに夫に相談。やっと理解してもらえたことで、少しずつ距離を置き、穏やかに過ごせるようになりました。とはいえ、あのときの「善意の押し売り」は今でも忘れられません。
あの出来事で「遠慮せず気持ちはちゃんと伝えること」が大事だと学びました。最初は波風立てたくなくて我慢していたけれど、自分と赤ちゃんを守るためには勇気を出すことも必要なのだと気づけたのです。あの経験は決して楽しいものではありませんでしたが、家族との関係において自分を守る線引きの大切さを教えてくれました。今は義妹とも適度な距離感で付き合えていて、赤ちゃんと穏やかな日々を送りながら、その学びを忘れずに過ごしています。
著者:小池紗理奈/20代女性/2歳の子どもを育てる専業主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※AI生成画像を使用しています
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