さざなみさんの夫がお休みの日、姉妹のテンションは最高潮でよく笑っています。夫は姉妹を笑わせるのがうまいのです。「でもそれはいつからだろう……?」と、さざなみさんは考えたのですが……?
娘を笑わせたい
「夫は姉妹を笑わせるのがうまい」
さざなみさんは、日常の風景を見てそう思いました。
「夫は、いつから笑わせるのがうまくなったのだろう?」
記憶をたどると、体調が悪くなってしまった4年前の冬を思い出しました。体調が優れず、毎日時間が早く過ぎることを考えていたさざなみさん。
1歳半の長女を寝かしつけた後、今日娘の笑顔を1回も見れていないなと落ち込むこともありました。
このままでは良くないと思い夫に相談すると、娘と関わる時間を増やし、さらに「ここだけは死守したい」という部分をフォローしてくれると言うのです。
さざなみさんは、「娘を1日1回爆笑させてほしい」と夫にお願いをしました。すると、予想外のお願いに戸惑いつつも、真面目に受け止めてくれたのです。
夫は本気で娘を爆笑させようと、ストイックにいろいろな方法を試していました。そして、慎重に反応を見ながら、繰り返し娘と関わり続けた結果……。
娘は朝と夕方、おなかの底から爆笑するように!
「笑わせるということは、相手を知っていないとできないこと」
大きくなっても変わらず爆笑する娘たちの姿を見て、さざなみさんはうれしくなったのでした。
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さざなみさんの「1日1回娘を爆笑させてほしい」という素敵なお願いに、真剣に向き合ってミッションを達成できた旦那さん。お子さんが笑っている姿は、何にも変えられない宝物ですね。