生理がきていないことに気づいて
私の生理はピッタリ28日周期で、ほとんど予定日通りに生理がきます。しかし、忙しくなると次の生理がいつくるかわからなくなってしまい、「そういえば今月生理がきていない!」と焦ることも……。そのため、社会人になってからは、手帳に生理予定日を記入するようにしていました。
しかし、仕事の忙しさから手帳を開くことすら忘れて、生理予定日を把握していなかった時期がありました。そして、たまたま同僚と生理の話題になったときに、生理がきていないことに気がついたのです。慌てて手帳を確認すると、生理は1週間以上遅れていました。
生活スタイルを見直しても…
これまで生理が遅れたことは何度かありましたが、忙しい生活スタイルを改善することで生理がきていました。そのため、そこまで深く考えず、自分の生活パターンを見直したり、リラックスタイムを設けたりして今回ものんびり構えていたのですが、それでも生理がくる気配はありません。
理由が明らかに
そんなある日、本屋さんで生理に関する本を読んでいると、生理不順と眠気の関係性について書かれた本を見つけたのです。その本を読んでみると「妊娠をすると眠気を感じるようになる」とあり、それを見た私はハッとしました。最近、毎日眠くて仕方がなく、仕事から帰りベッドでくつろいでいるといつの間にか眠っているという日が続いていることを思い出したのです。
「もしかして……妊娠してる?」と思った私は、その足でドラッグストアへ行き、妊娠検査薬を購入。トイレで使うと、結果は「陽性」でした。妊娠していたのだから、生活スタイルをいくら改善しても、生理がこないわけです。
これまでも生理が遅れてくることがあったため、そのうちくるだろうと軽く考えていた私。しかし、その考えが原因で、すぐに妊娠に気づくことができませんでした。子どもを出産後、しばらくの間は生理がありませんでしたが、授乳が落ち着くと生理が開始し、体がまた妊娠できる状態になったのだなと思いました。この出来事で自分の体としっかり向き合うことの大切さを実感しました。
著者/中山真希
監修/助産師 松田玲子
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