荷物は最小限! 生理用品は持たず出発
数年前、海外にひとり旅に出かけました。そのときの目的地はドバイ。荷造りをしたときには生理になる気配もなかったのと、とにかく荷物を少なくしたかったので、生理用品を入れずに出発することに。生理用品を入れたらナプキンがかさばるだろうし、もし旅先で生理になったら現地で購入すればいいだろう、と軽く考えてしまったのです。
しかし、当日、飛行機に乗ってから不安になってきました。
結局不安になり空港で購入することに
「やはり生理用品を買って行こう」。そう思ったのは乗り継ぎで降りた香港国際空港です。香港からドバイまでのフライト時間のほうが長いので、飛行機の中で生理になった場合、生理用品を持っていないのは嫌だなと思い、空港内のドラッグストアに行きました。
ところが、生理用品らしき物は見つけられません。できれば生理痛に備えて鎮痛薬も購入したかったので、店員さんに聞くことにしました。しかし、私は英語も中国語も話せず、生理用品のことを伝えられません。私が必死に何かを訴えていると思ったらしく、店員さんは2人がかりで対応してくれました。
漢字が伝わり無事購入!
私は、生理用品と鎮痛薬を購入したいことをなんとかして伝えたかったので、おなかの下のほうを押さえてたりして、身振り手振りで必死に伝えました。店員さんには伝わっていないようで、紙とペンを渡されました。そこで私はおなかと子宮の絵を描いて痛い痛いと伝えました。
それで店員さんはピンときたらしく、私に渡した紙とペンを取り、「月経」と書きました。
私は伝わったことがうれしくて「イエス!」と伝え、無事に生理用ナプキンと鎮痛薬を購入することができました。言葉が通じなくても「月経」は伝わるんだなと勉強になったとともに、これでその後の旅行も楽しめると思いひと安心しました。
結局、旅行中には生理にならなかったのですが、帰り道で生理になったので、生理用品を購入しておいてよかったと思いました。海外の生理用品を使うのは初めてだったので、経血が漏れたりしないか少し不安もありましたが、問題なく使用でき快適でした。
生理の予定ではなくても、予定外になることもあるので、かさばったり荷物になっても旅行のときは生理用品は持っていこうと思います。
著者/ sugar111 佐藤 幸代
監修/助産師 松田玲子
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