「え、足元が…」車内に響いた“バシャッ”という音で頭が真っ白に…！ #真冬の車内で出産した話 3

病院の人に「何分で来れる！？」と聞かれ、慌てて準備をしていたそのとき……！？

夕飯準備をしていたとき、生理痛のような痛みが少しずつ増してきて……。陣痛間隔が5分を切り、慌てて病院に連絡を入れる優花さん。「すぐに来て！ 何分で来れる？」という病院の人の言葉に一瞬、片付けておきたい家事などが頭をめぐります。

しかし、「今回も早く生まれるかも」と医者に言われていたこともあり、「15分で行きます！」と返事。すぐに病院へ向かうために車に乗り込もうとしたそのとき……。

バシャッ……。予期せぬ出来事に一瞬、頭が真っ白になってしまったのでした。

お産が始まりそうなサインがあっても、「もう少し様子を見よう」「この家事だけ片付けてから」と、病院への連絡を迷ったりためらったりする気持ちはよくわかります。でも、今回のように「早く生まれるかも」と言われている場合や、いつもと違う痛み・間隔の短い陣痛を感じたときは、家のことよりもまず自分とおなかの赤ちゃんの安全を優先することが大切です。

事前に病院までの移動時間を確認したり、いざというときは家事を中断してすぐに動けるよう家族と共有しておくと、緊急時にも落ち着いて行動しやすくなりますね。