初のデートで遅刻
彼と付き合って初めてのデートで、遅刻してしまった私。大急ぎで待ち合わせ場所に到着し「遅れてごめん」と謝ると、彼は「遅れてきてくれてよかったよー! 俺が待っていたかったから」と言いました。
どうやら彼自身も遅刻しやすいタイプのようだったのですが、相手を待たせるより、自分が待つほうがいいという考えだったのです。それでも、遅刻した相手にこんなにもやさしい言葉をかけることができる彼の寛大さに驚きました。
怒るどころか迎えにきてくれて
また別のデートの日、待ち合わせ時間を勘違いしていた私が1時間近く遅れてしまったことがありました。慌てて連絡をすると彼に「何時くらいに家を出られる?」と聞かれ、準備が終わる大体の時間を伝えました。
そして、そろそろ家を出ようかと思ったとき、電話がかかってきて彼から「迎えにきたよ!」という言葉が! 慌てて家を出ると、彼が家の前に立っていました。そんな彼は、怒っている様子もなく「早く会いたかったからきちゃった」と笑顔で言ってくれて……。
彼の手には…
さらに、迎えにきた彼の手には花束が握られていて「時間があったから買っちゃった。 サプライズだよ!」と花束をプレゼントしてくれたのです。
遅刻をした私を怒るどころか、喜ばせてくれた彼のやさしさに感動し、遅刻をいい思い出に変えてくれた彼のことをさらに好きになりました。
これ以外にも私が遅刻してしまうことが多々ありましたが、彼が怒ったことは一度もなかったように思います。彼のやさしさを受けた私は、遅刻をしないように普段から注意するようになりました。私も彼のように、失敗しても怒らずいい雰囲気に変えられるよう意識しています。
著者/宮田しほり
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