「どうしてお孫さんを会わせないの?」「ひどいわね! あんなにいい人じゃない」“面倒見のいい人”と思われている義母の肩を持つ、何の事情も知らないおばさんたち。「家族の問題なんです!」と言ってサキは逃げるようにその場を離れたのですが……?
気持ちを落ち着かせるため店に入ったら…
近所のおばさんとのやりとりに疲れたサキ。
この日の保育園へのお迎えは実母のため、少しお茶を飲んで休憩することに。
どうして近所の人にあんなこと言われなきゃいけないんだろう。
思い出して涙が溢れるサキ……。
すると……
「サキちゃん、偶然だねぇー。ここいいかなー」
そう言ってやってきたのは……店長でした。
「なになに? 泣いてたのかなあー」
そう言いながらサキの席へ近寄る店長。
「店長……どうしてここに?」
驚いて涙が引いたサキが聞きくと、
「最近大変そうだから力になれないかなと思ってね。本当は店を抜けて追いかけてきたんだ」
と言ってきて……!?
純粋に心配して親身になってプライベートな相談に乗ってくれるなら、頼り甲斐のある上司ですが……セクハラがひどく下心見え見えの店長には相談したくないですよね。