優花さんと赤ちゃんの様子を見に来てくれた弟夫婦との何気ない会話の中から、弟の出産に対する楽観的な考え方を察知した優花さん。そんな弟に灸を据えようと……!?
命懸けで産もうとしているのは、あんたの子!
家に遊びに来てくれた弟の奥さんは妊娠8カ月の妊婦さん。初産での出産を控えている中、「なんとかなるでしょ」といった楽観的な弟に、姉の優花さんが静かに口を開きます。
「お産は一人ひとりまったく異なり、本当に何が起きるかわからないもの」
だからこそ命懸けで産もうとしていること、そんな奥さんの不安や恐怖、覚悟をすべて受け止めて寄り添ってほしいと、夫である弟に訴えかける優花さん。
自身が予期せぬ出産を経験したことで、「絶対に大丈夫というお産はない」ということを身をもって実感した優花さんだからこそ、その言葉により重みを感じますね。
車内での出産を経て、直後からわが子のために奔走した優花さん。産後すぐの体では、ものすごく大変でつらいこともたくさんあったと思います。あらためて、本当にお疲れさまでした。優花さん家族がこれからも幸せでありますように。
監修/助産師 松田玲子