プールが楽しみで仕方ない娘たち
娘たちは初めてプールに行ってから水遊びの楽しさにすっかりハマってしまい、毎日のように「プールに行きたい、プールに行きたい」と言っていました。お風呂以外で初めて水に顔をつける練習や浮く練習をしたのですが、少しできるようになったことで自信をつけた娘たちは、もっと上達したい、練習したいと目を輝かせていました。
そこで、夫が休日に娘たちを市民プールに連れて行き、泳ぐ練習をすることに。あいにく、私は都合が悪くてそのときは一緒に行けませんでした。
泳ぎを披露する約束のはずが
その日、夫とともにプールから帰宅した娘たちは、「前よりたくさん泳げるようになった!」と、大はしゃぎで私に報告してくれました。そして、一緒に行けなかった私に「上達した泳ぎをママにも見せたいから、次は一緒に行こう!」と誘ってくれたのです。
私も、娘たちの泳ぎがどれくらい上達したのか気になったので、次の休みには家族全員でプールに行く約束をしました。娘たちも「ママ、私の泳ぎを見たらきっとびっくりするよ!」と、ウッキウキです。
ワクワクしている娘の姿がかわいくて、私も娘たちとプールに一緒に行けるのを楽しみにしていました。しかし、プールに行く前日の夜……まさかの生理が。予定日より3日も早く生理がきてしまい、私自身も予想外で「え、このタイミングで?」と驚いてしまいました。
何よりも、すごく楽しみにしている娘に一緒に、プールに入れないことをどう伝えようか悩みました。
プールには入らず見学することに
私は、生理になってしまったことをまず夫に伝え、プールに行くかどうかを相談しました。夫からは、私が一緒に入れないならプールはやめて他の遊びにしようかという案が。しかし、楽しみにしている娘にプールじゃないところに行こうと言うのも申し訳ないので、娘たちには正直に話した上で、ママが一緒に入れなくてもプールに行きたいかを、確認することにしました。
私はタンポンを使用して一緒にプールに入ろうか?とも思いましたが、周囲の人たちにも申し訳ないですし、温水プールとはいえ、生理のときにプールに入って体が冷えてしまうのも嫌だったので、プールには入らないことにしました。
楽しみにしている娘に、直前になって「プールに一緒に入れない」と伝えるのは気が引けましたが、「ママは血が出る日になっちゃったから、プールには入らず見ているだけでもいい?」と娘に聞いたところ、本当は一緒にプールに入りたいけど、無理なら泳げるようになったところを披露できればいいよと、娘たちは案外すんなり納得してくれました。
約束していた当日、私は見学スペースで娘たちの泳ぎを見学したのですが、私が思っていた以上に娘たちの泳ぎが上達していたので、とてもうれしかったです。娘たちも泳ぎを私に披露できて、とても満足そうでした。
もともと、私は予定日以外に思わぬ生理になってしまうのが嫌で、生理日を予想して遊びの予定を立てるようにしていました。しかし、ここ数日予定がずれて予想外に生理になることが多くなってきた気がします。このときは娘たちが「嫌だ! 絶対に一緒にプールに入りたい!」と駄々をこねなくて助かりました。生理予定をコントロールするのは難しいですが、次に一緒にプールに行くときは絶対に一緒に入りたいので、生理が終わった直後のタイミングなど、確実に生理ではない日に計画しようと思います。
著者:Sugar111 佐藤 幸代/本職は20年以上の現役エステティシャンの40代ママ。交際0日の電撃婚から7年。3姉妹と夫の5人家族のドタバタな毎日を執筆。
イラスト:おみき
監修:助産師 松田玲子
医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダー、ムーンカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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