犯人は、107号室に住むナナメさんだったのです。
ナナメさんは自分の庭に何度か女の子の人形が落ちていたのが気にくわず、「迷惑している」と主張。
つむ田さんは娘さんをベランダに出したこともなければ、家の中にある人形の数も減っていなかったと説明をしますが、ナナメさんに話が通じることありませんでした。
しかしその後、トナリさんの息子、ナゲル君がベランダの手すりによじ登り、庭に向かって人形を投げているところを目撃したつむ田さん。
ナゲル君にすぐ降りて部屋に入るよう指示を仰ぐと、慌ててトナリさんに報告しに行きます。
これまでの流れを話し、さらに「ナナメさんの誤解を解きたい」と要望を伝えるのですが、トナリさんは「やめてよ」と激怒!
「友達やめるわ」と言い放ち、思いっきりドアを閉められてしまったのでした。
その日以降、トナリさん達から無視される生活が続いたつむ田さん。
そんなある日のこと、ナナメさんが目の前にいきなり現れたかと思うと、「すまなかった」と謝罪し始めたのです。
さらに、「私と一緒に復讐するつもりはないか?」と提案をしてきて……!?
つむ田さんの出した結論は……?
「復讐とかそういうのはいいです。
やるならお一人でどうぞ。もう巻き込まないでください」
そう言うと、足早に立ち去ったつむ田さん。
「あんたがやらなくても私はやるぞ!
あの女には入居してから、
ずーっと迷惑かけられているからな!」
そして、その後迎えた月末の住人会議。
そこではナナメさんが撮った写真と資料を付け加え、
みんなに配布したのでした。
すると、トナリさんはママ友たちから距離を置かれるように……。
どこにも居場所がなくなってしまったことで、
しばらくすると引っ越して行ったのでした。
つむ田さんは、ナナメさんと一緒に復讐する道を選ばなかったのですね。結局トナリさんはママ友たちから距離を置かれて孤立し、引っ越す事態となってしまった訳ですが、今回のことを反省し、新天地では周りの方と良いお付き合いができるといいですね。