お父さんの病院の入退院受付に保険証を提出したエェコさん。しかし、それは医療費の自己負担割合を証明する「国民保険高齢受給者証」というものでした。
受付のスタッフから、もう一つの保険証が必要だと言われてしまいました。もう一つの保険証がないことを正直に申し出たエェコさんに対し、スタッフはアドバイスをしてくれました。
入院費はどれくらいかかるの!?
父の財布や実家を探しても父の保険証は見つからず、私の頭の中には医療費10割負担という恐怖の展開になるかもしれないという考えがありました。
しかし、会社に置きっぱなしになっている父のかばんの中に国民健康保険高齢受給証というはがきサイズの紙が入っており、私はそれが父の保険証だと思い込んでいました。
国民健康保険高齢受給証は「70歳から74歳の人の医療費の自己負担割合」を証明するもので、保険証ではないのだそう! 父の場合は受給者証と保険証の2枚1セットになっていたらしい。
保険証が見当たらないことを正直に伝えると役所で再発行できるとのことでひと安心。通帳のように本人以外再発行できなければ、経済的にかなり追い詰められることになっていたと思います。
というのも、父は一般病棟とICU(集中治療室)の間に位置するHUC(高度治療室)に入院していました。父はお金に無頓着で貯金もほとんどなく、保険で賄える金額にも限りがありました。
私にも家族がいるので、お金の問題については本当に頭を抱えていました。すると、医療ソーシャルワーカーなるものを紹介してもらえることになりました。
医療ソーシャルワーカーは患者の経済面や今後の生活について相談を受けてくれるとのことで、私には願ってもない存在でした。この日は医療ソーシャルワーカーへの相談予約をして病院を後にしました。
入院費について入退院受付のスタッフに聞いてみたところ、医療ソーシャルワーカーなるものを紹介してもらったエェコさん。医療ソーシャルワーカーは、経済面や今後の生活について相談に乗ってくれる人なのだとか。お父さんの財政状況に悩んでいたエェコさんにとっては、とても力強い存在なのではないでしょうか。保険や医療費についてわからないことってたくさんありますよね。
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