記事サムネイル画像

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

【子宮がんと腸閉塞になりました 7話】43歳になる誕生日当日。レバーのような血の塊と大量出血に見舞われ、思わず「ギャー!」と叫び声を上げた、はなうたねこさん。婦人科を受診したところ、子宮体がんだと宣告され…!?

子宮体がんになってしまい、約6時間におよぶ大手術を受けた、はなうたねこさん。子宮と卵巣を全摘し、周囲のリンパ節も44個切除しました。手術時には細胞を切り取り、医師が病理検査(細胞を顕微鏡で調べる検査)へ。その結果、がん細胞がリンパ節にも転移していて、子宮体がんのステージはⅢCだと判明。その後、抗がん剤治療が始まると、副作用である脱毛症状が出現し……。

 

抗がん剤治療中の生活(成功と失敗)

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

 

抗がん剤治療を始めたことを、会社の同僚や上司に報告したはなうたねこさん。

 

すると、みんなが「無理しないでね。具合が悪かったら休んでもいいんだよ」とやさしい言葉をかけてくれました。はなうたねこさんとしては、気をつかってくれてとてもありがたいという気持ちもあったのですが……。

 

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

 

すでに、入院で有給休暇は使ってしまいました。さらに、医療保険に未加入だったので今後の医療費も高額になる見込み。その上、通院日は必然的に仕事を休まざるを得ないため、欠勤扱いになって給料も減ってしまいます。となると、多少つらくても働ける日は頑張って働くしかありません。

 

「現実はキビシイなあ……」とため息をつく、はなうたねこさんでした。

 

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

 

話は変わり、抗がん剤の副作用によって、髪が松葉のようにパラパラと抜け落ちるようになったはなうたねこさんは、被り物にいろいろと工夫を施すようになりました。

 

ーーバンダナや帽子だけだと、隙間から髪がパラパラと落ちてしまう……。何かいいアイディアはないかしら?

 

そんなときに見つけたのが、履き古した黒のパンストでした。

 

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

 

足の付け根の部分をチョキチョキとハサミで切って縫えば……頭にぴったりフィットする帽子の完成!

 

これをバンダナや帽子の下に被ることに。すると、隙間から髪の毛が抜け落ちることが見事に減ったそうです。大成功ですね!

 

「我ながらいいアイディアだった」と語る、はなうたねこさんでした。

 

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

 

はなうたねこさん自身が体験した髪の脱毛過程はというと、まずは頭頂部から毛が抜けてゆき、落武者のようになるそう。さらに髪が抜け落ちていくと、頭部全体がうっすらと髪が生えているだけになり、やがてはほとんど髪のない状態になるとのことです。

 

さらに、髪の毛だけでなく全身のあらゆる毛が抜け落ちていきました。まずは脇毛やすね毛、アンダーヘアなど、毛根が太いところから。次にまつ毛や眉毛、鼻毛。しかし、なぜか腕と太ももの毛は抜けなかったそうです。

 

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

 

眉毛が薄くなってしまったはなうたねこさんは、「元々の形ってどうだったっけ?」と思いながらも、アイブロウメイクに挑戦。さらに、インターネットに「まつ毛が抜けてしまった場合は、アイラインを引くことで目元の印象を引き立てることができます」と書かれていたのを見て、普段はしないアイラインにもトライすることに!

 

すると……

 

「え〜と…」ついに眉毛とまつ毛が抜け落ちた!新しいメイクに挑戦した結果!? #子宮がんと腸閉塞 7

 

はなうたねこさんいわく、「ただのホラーメイクになった」そうです。

 

後日、周りの人たちに聞いたところ、はなうたねこさんの眉毛やまつ毛が抜けてしまったことには、誰も気づいていなかったとのこと。

 

「じゃあもうアイラインなんていらないな。私の自由に、好きなようにやろう!」と開き直ったはなうたねこさんでした。

 

監修/助産師 松田玲子

 


 

はなうたねこさんのマンガは、このほかにもInstagramで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね♪

 

 

ムーンカレンダー編集室では、女性の体を知って、毎月をもっとラクに快適に、女性の一生をサポートする記事を配信しています。すべての女性の毎日がもっとラクに楽しくなりますように!

 

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
  • \ この記事にいいね!しよう /
    現在ログインしていません。ログインしますか?
    シェアする

    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターはなうたねこ

    40代で子宮がんが判明。子宮全摘出、抗がん剤治療、2度の腸閉塞を経て、現在がんサバイバー12年目。そのほかいろいろInstagramにて投稿しています。

    同じ著者の連載

    新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!
    1 クリップ

    同じジャンルの連載

    もっと見る
    • コメントがありません

  • あわせて読みたい記事

    気になる記事をまとめ読み

    人気連載

    新着連載

    連載完結

    もっと見る

    注目記事を探す

    人気記事ランキング

    アクセスランキング
    コメントランキング

    お得な無料キャンペーン

    マンガの新着記事

  • PICKUP

    ベビカレアプリ
    新コーナー!

    ✨今すぐ✨
    チェック▶︎