頻繁にナプキンを交換
私はとても経血量が多いです。
昼間でも夜用ナプキンをつけ、1時間おきにトイレに駆け込んでナプキンを交換しないと、経血漏れをすることもあるため、生理期間中は毎回ヒヤヒヤしてしまいます。また、私の仕事は会議が多く会議の合間にナプキン交換にバタバタ行くなど、生理中は時間との闘いでした。
出張先でトイレを借りたものの
ある日、出張先で会議があり、生理中だったため出血が心配になってトイレへ駆け込みました。しかし、その会社のトイレにはなんとサニタリーボックスがなく、次の会議の時間が迫っていた私は大焦り!
使用済みナプキンを包装紙で包み、トイレットペーパーでくるんで自分のナプキンポーチの中に入れました。そのポーチは、憂うつな生理期間中、少しでも気分をあげようと奮発して買ったブランド物のポーチだったため、お気に入りのポーチに使用済みナプキンを入れるのはとても心苦しかったのですが、考える時間すらなく「帰ったらすぐに捨てよう!」と仕方なくポーチの中に入れました。
まずい、忘れた!
帰宅後、ポーチから使用済みナプキンを取り出そうとしたのですが、何度バッグの中を確認してもポーチが見つかりません。どうやら、出張先のトイレにそのまま置いていってしまったようで……。
出張先の会社の方に「トイレにポーチの忘れ物はありませんでしたか?」と聞きたくても、ポーチの中には使用済みのナプキンを入れているため、中身を見られるのが不安で聞くのをためらいました。お気に入りのポーチへの未練は大きかったのですが、出張先は仕事で付き合いのある会社なこともあり、恥ずかしさが勝って泣く泣くポーチはあきらめることに。
あのときの使用済みナプキンが入ったポーチは、心やさしい女性職員の方がそっと処分してくれていることを願っています。それ依頼、ナプキンを入れるポーチは安物を使うようにして、トイレから出る前には必ずポーチを忘れていないか確認するようになりました。
著者/すずき ゆう
監修/助産師 松田玲子
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