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腰周りの浮き輪肉を撃退!ポイントは股関節とおしりをほぐすことにあった【体験談】

運動と食事によるダイエットを始めて8カ月目の夏。15kg痩せたのでご褒美に新しい服でも買おうと思い、フレアスカートを試着した瞬間、目を伏せてしまいました。ウエストに合わせて選んだフレアスカートは、腰周りの辺りでまるで傘を開いたように広がっていたのです。いわゆる浮き輪肉が邪魔をしていたのです。何とか落とそうと調べた末、たどり着いたのは股関節とおしりをほぐすことでした。浮き輪肉撃退の体験談を紹介します。

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師黒田 あいみ 先生

美容・アンチエイジング専門医。トライアスリート。Zetith Beauty Clinic医師(東京都中央区銀座4丁⽬2-17 銀座111レジャービル13階)。1979年東京生まれ。2003年獨協医科大学医学部卒業後、東京女子医科大学内分泌乳腺外科に入局。2007年品川美容外科へ入職、2011年品川スキンクリニック新宿院の院長に就任。2013年同クリニック、表参道院院長に就任。その後、予防医学と分子栄養学を改めて学び、美容外科、美容皮膚科、アンチエイジング内科の非常勤医師として複数のクリニックの勤務を経て、現在に至る。著書に『アスリート医師が教える最強のアンチエイジング』(文藝春秋)。
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浮き輪肉がついてしまう原因は

運動習慣をつけ、食事の量ではなく質を見直すことで、7カ月間で82kgから67kgまで痩せることができました。ダイエット当初は、雪だるまのような体形だったため、とにかくどこでも肉が落ちてくれれば喜びを感じていたのですが……。次第に、思うように肉が落ちていってくれる部分と、あまり落ちていってくれない部分との差が歴然としてきました。

 

ドラム缶のようだったおなか周りも、高い位置でくびれが戻り、下腹も平らになり、首や肩周りもスッキリし、肘や膝から細くなり、むくみもなくなってきたのです。一方で、太ももや二の腕、垂れて横に広がったおしりはあまり変化なく、さらに腰骨の横に突き出たお肉、いわゆる浮き輪肉はかなり目立ったままでした。

 

この浮き輪肉を何とか撃退したいとダイエット本やネット検索していたところ、原因が4つ見えてきたのです。運動不足、冷え、姿勢の悪さ、骨盤のゆがみだということがわかりました。自分に当てはめて考えてみると、明らかに対策をしていないのは骨盤のゆがみだなと感じたのです。そこで、骨盤のゆがみを矯正しようと試みたのでした。

 

浮き輪肉を撃退するためにおこなった運動は

スクワットをする4人の女性

 

骨盤は上半身と下半身をつなぐ土台です。長時間のデスクワークやスマートフォンを見続けることで骨盤がゆがんでしまうそうです。一旦骨盤がゆがむと、骨盤と足をつなぐ股関節やおしりが固くなり、血流や代謝が悪くなるため、腰周りに脂肪や老廃物が蓄えられやすくなるそうなのです。浮き輪肉がついてしまうわけです。

 

ポイントは股関節とおしりだと悟った私は、集中的に股関節とおしりを動かすために、インスタグラムで見かけるヨガやピラティスのインストラクター、一般のダイエッターが共通して効果的だとうたっているエクササイズを2つ取り入れてみることにしました。

 

1つ目は片足立ちになり、もう片方の膝を曲げて、グルグル円を描くように足の付け根から回すだけです。この運動は意識しないと、股関節ではなくおしりから回してしまい、無意味になるそうなのです。

 

上半身の姿勢を正して骨盤を立て、股関節だけを回すように意識しました。内回し、外回しそれぞれします。当然固まっていた関節なので、ゴリゴリ音がすることもありました。回すことで潤滑油のようなものが出されるそうで、だんだんスムーズに回るようになったのです。

 

2つ目はワイドスクワットです。足を大きく開いて立ち、スクワットをします。筋力が必要ですし、最初は開いた股関節が痛く感じることもありました。効果は絶大で、運動終わりには股関節がほぐされ柔らかくなるのを感じたのです。

 

 

おしりをほぐすストレッチの結果は…

ストレッチをする女性

 

股関節を動かした後は、固まったおしりをほぐすストレッチもおこないました。これも運動と同様に、ヨガやピラティスのインストラクターや一般のダイエッターが紹介していたストレッチ2つを厳選して取り入れてみたのです。

 

1つ目は、あお向けに寝て、左足をあぐらのようにして右太ももの上に乗せ、(あぐらをかいた左足の下から)右膝を両手で取り、右胸のほうにグッと持ってきます。このストレッチにより、左側のおしりから股関節にかけて伸びてほぐされるのを感じました。次は、左右の足を逆にして同じストレッチをおこないます。最初は痛さを感じるのですが、だんだんと気持ち良くなっていったのです。

 

2つ目は、座って左足をあぐらのように横に倒し、右足を後ろに真っすぐ伸ばし、両手は左足の前につきます。同じ動きを左右の足を逆にしておこないました。猛烈におしりと後ろに伸ばした方の足の股関節が伸びて、ほぐされていくのがわかりました。

 

股関節とおしりを動かすエクササイズ2つと、同じく股関節とおしりを伸ばして、ほぐすストレッチ2種類を続けること1カ月。ふと鏡を見ると、腰骨の横に突き出ていた浮き輪肉がだいぶ減り、ウエストからなだらか曲線になっているではありませんか。感動ものでした!

 

まとめ

気になる浮き輪肉に働きかけるために、股関節とおしりを集中的に動かし、伸ばし、ほぐすことで効果を得ることができました。今回のことで、理想の部分痩せができたということだけではなく、わかったことがあったのです。

 

それは、なぜそこにぜい肉がついたのか原因を知ること、そして、そのためにどんな対策が必要かということ、さらに対策を正しい方法でおこなうことが大切だと痛感できました。これからも、理論と正しい実践を大切にして部分痩せを目指します! 次は太もも痩せを狙います。

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

 

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著者:竹みか

小4男子と高1女子の母。食べるのも作るのも大好きぽっちゃりオバチャンでしたが、半年前に一念発起。ダイエットに目覚め、体重15kg、体脂肪率7%落とすのに成功。今も絶賛継続中!

 

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