ヒカリちゃんのけいれんが左右非対称なことに気づき、119番通報したサチさん。パニックになりながらも、なんとか救急要請が終わり、あとは救急車の到着を待つだけです。
しかし電話を切った後も、ヒカリちゃんのけいれんは治まらず顔色も悪くなっていています。サチさんは病院へ行く準備をしなければと思い、支度をしていると……。
「ピンポーン」とインターフォンが鳴りました。「え? もう救急車着いた? サイレンなってないのに……」とサチさんは不思議に思っていて確認してみると……?
家に誰か来る予定はないのに…
インターフォン越しにいたのは、なんとサチさんのお母さんでした。
すぐに家の中に入ってもらい、ヒカリちゃんの今の状況をお母さんに伝えるサチさん。「救急車呼んだ?」と、お母さんに聞かれたとき、ちょうど「ピーポーピーポー」とサイレンの音が聞こえてきたのです。
救急要請から、約10分で救急車が到着。ヒカリちゃんはすぐに搬送され、サチさんとお母さんは一緒に救急車で病院へ向かいました。
救急車に乗っている間もヒカリちゃんのけいれんは続いていて、「早く病院に着いてほしい」サチさんはそう願うばかりでした。
◇ ◇ ◇
無事に救急車が到着して、病院へ運ばれることになったヒカリちゃん。けいれんしている子どもと2人きりで不安だったとき、お母さんが来てくれてサチさんは心強かったのではないでしょうか。