夫がサキに指示してカバンに財布が入っていることを確認し、安心したのは束の間。お札が入っているところは空っぽになっていて……!?
まさかの事態に妻はあることを思い出し…
「ノ……ノリくん(夫)お札がないよ……」
そう言っても夫は相変わらず焦ったままで何かを伝えたい様子。
「カ……カードはあるか……?」
まさかの返事に驚くサキ。
しかし、どこを探しても、クレジットカードはありませんでした。
予想もしなかった事態に落ち込むサキ夫婦。
「これを見てくれ……俺たちが移動している時間帯に使われている」
夫のスマホには、クレジットカードが利用された通知が届いていました。
それを見たサキは、朝、夫のカバンの口が開いていたのを思い出しました。
「そういえば……朝にカバンが開いてた。ノリくんが閉め忘れたのかと思ったんだけど……」
サキがそう言うと、夫は……!?
クレジットカードの利用通知内容は、どう見ても不正利用を認めざるをえないものでした。さらに、だらしない夫の行為と認識してサキがスルーしていた“朝、カバンが開けっ放しになっていたこと”も繋がってきました。
鍵付きのカバンやスーツケースなら、もしかしからこんな事態に発展していなかったのかもしれませんね。貴重品の管理は、どんなシーンでも厳重すぎるくらいがちょうどいいのかもしれません。