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「怒られたくないから…」中間反抗期の長女は自分の命を盾にするようになり… #中間反抗期の5歳 9

「中間反抗期の5歳がいます」第9話。3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終え天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入。5歳の長女が寝る前にぽつりと漏らした「次女が生まれなくてもよかったのに」という言葉にとんがりめがねさんはショックを受けます。本気で思っているわけではなくても、その言葉はトゲのように刺さって抜けません。そして事件は起こり、長女がこの日から簡単に自分の命を盾にするようになります……。

 

自分の命を盾にする娘に、思わず感情的に怒鳴ってしまい…

長女の「次女が生まれなくてもよかったのに」という言葉が胸に刺さって離れない私をよそに、今日も5歳の長女と2歳の次女はケンカ。

 

しかしこの日はいつもと違い、長女が衝撃的な言葉を発するようになりました。中間反抗期の5歳がいます60

 

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どこで覚えたのか、「死」 という言葉を持ち出した長女に、動揺してしまうとんがりめがねさん。5歳の子どもが発した言葉とはわかっていながらも、自分の命を盾にした言葉にとんがりめがねさんは思わず感情的に怒鳴り返してしまいます。

 

「だって怒るもん! 怒られたくないからしみたい(しににたい)!」

 

「長女はただストレートに怒られたくないという気持ちを「死」 という言葉を絡めて発しているだけ。言葉の奥には別の真意があるのだから」と、とんがりめがねさんは気持ちを落ち着け、そして長女の手をにぎり、いつものように語りかけました。

 

「姉ぇねがどんなにアカンことをしても、母ちゃんがどんなに怒っても、しんでほしいなんて思うことは絶対にない!」

 

とんがりめがねさんの言葉に、自分がいけないことをしているとわかったのか、長女は自分の頭を叩きだします。

 

とんがりめがねさんは、「大事な姉ぇねをいじめるのは許さん。それが姉ぇねでも、自分のことも大切にして」と自分の頭を叩く長女の手を取り語りかけると、長女はやっと怒るのをやめ、とんがりめがねさんも長女の気が済むまで抱っこしてあげました。

 

 

 

長女の自分の命に関する発言。本心で言っているわけではないとわかっていても、読んでいる私たちでさえつらい言葉ですよね。そのため親であるとんがりめがねさんの心にはより深く突き刺さるものだったと思います。

 

そんなときでも長女をそっと抱きしめて、落ち着いて言葉をかけてあげられるとんがりめがねさんの強さには尊敬してしまいます。命はゲームのようにリセットはできないもの、命の大切さは何にも代えられません。どんな状況や関係でも命を盾にする発言には、冷静に対応できる人間でありたいですよね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターとんがりめがね

    3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。

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