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「もう聞きたくない」長女からつらい言葉を言われ続けた母は、涙が止まらなくなり… #中間反抗期の5歳 10

「中間反抗期の5歳がいます」第10話。3歳から始まったとんがりめがねさんの長女のイヤイヤ期は終え天使期に入ったかと思ったのもつかの間、中間反抗期に突入しました。

5歳の長女が2歳の次女が生まれなければよかったのにとつぶやいた夜から数日後、いつもの姉妹ゲンカをしていると思っていたとんがりめがねさん。しかし、長女は「怒られたくないからしみたい!(死にたい)」 と自分の命を盾にするような言葉を言い出します。その日はなんとか「死」 という言葉を使うことが悪いことだと長女は理解してくれたようでしたが……?

 

長女からの言葉の攻撃は、終わらず…

長女が「死にたい」と口にしたことに衝撃は受けましたが、動揺する気持ちを落ち着けて、「命を大切にしてほしいから言わないで」と伝えました。

 

そして、号泣する長女を私は気が済むまで抱っこすることで丸く収まりましたが、次の日からも長女は簡単に「死」を口にし……。

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ドラマのように熱く語って抱きしめて、ハッピーエンドを迎えるということはないのが現実。次の日からも、長女は気を引きたいように「死」 という言葉を何度も口にします。


長女は保育園では評判も良く、落ち着いているようだし、休日でも行きたがるほどに精神的にも安定しているよう。そのため、とんがりめがねさんは長女の問題行動の解決への糸口が見つけきれず、軽く返すようにし始めました。


それでも毎日何度も面と向かって叫び続けられると、本心ではないとわかっていても、心の壁を突破してきた言葉の矢が胸に突き刺さります。


もう聞きたくないと思うと力も抜け、なにもかもが嫌になり立ち上がることもできずに、ひとり暗い洗面所であふれ出る涙をそのままにうずくまってしまうとんがりめがねさん。


「どおしたん?よしよしだいじょぶよ」


母を探しに来た次女の言葉と素直なやさしさに、とんがりめがねさんは思わず次女を抱きしめて泣き叫んびました。

 

 

何度もつらい言葉を投げ続けられると、心も疲弊してしまいますよね。そんなときにあらわれた次女の素直なやさしさに、とんがりめがねさんはどれだけ救われたことでしょうか。

いまは伝わらなくて苦しい日々かもしれませんが、伝え続けることでいつの日か長女に、とんがりめがねさんの気持ちが伝わっていけばいいなと願うばかりですね。

 

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    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーターとんがりめがね

    3歳差姉妹(2016生と2019生)の母。ブログとInstagramで育児マンガを投稿中。

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