マッチングアプリを利用している友人マナからの知らせで、マサルがアプリを使って出会いを募っていることを知ったリンさん。今まで受けてきたモラハラや警察沙汰になった件をマナに話し、離婚の証拠集めに協力してもらえることになりました。
証拠集めに協力中のマナは、喫茶店でマサルと偽りのデート中。到着すると、楽しそうなマサルを発見!
浮気現場に突然現れた妻を見て凍り付くマサル……しかし、マナがリンさんの友人だとわかると大声を出して逆ギレ!
リンさんは冷静に浮気の証拠を机に並べますが、マサルは「アプリは浮気じゃない」 と開き直り、話しになりません。
リンさんは、「もし自分がアプリを利用して他の男性と会ったら、浮気にならないということ?」とマサルに問いかけますが「お前がするのは違うだろ!」と謎の持論を主張しキレはじめて……。
俺はいいけどお前はダメ!?夫の俺様理論についていけない!
断固として自分の非を認めず、「アプリは浮気じゃないから俺は離婚しない」と態度が大きいマサル。リンさんは事前に準備していた警察騒動の記録とモラハラ発言の証拠を書面で突きつけました。
「こんなの嘘だ!」とさすがに焦った様子のマサル。ですが、彼が気にしているのは自分の体裁だけです。リンさんは毅然とした態度で、離婚を認めないなら調停離婚になると、費用と時間をまとめたプリントをマサルに手渡しました。そのプリントを見て事態の大きさが理解できたのか、顔がどんどん青ざめます。
「こんなの払わないぞ!」
マサルは席を立って反論しますが、リンさんは「もうあなたとやり直す気はありません」と淡々と話し、1カ月以内に離婚の返事をするように告げました。
マナはリンさんの用意周到さに、「自分までスッキリした!」と嬉しそう。リンさんも心が晴れたようで、協力してくれたマナに「ありがとう」 と伝え、今回の一件でお互いの友情を再確認したのでした。
世間体を気にしてか、離婚を認めようとしないマサル。モラハラ夫の特徴として外面だけはいいことがあげられますが、まさにマサルもそのタイプなのでしょう。
淡々と離婚材料を並べる姿は、以前のリンさんとはまるで別人。自分の意思をしっかり持って、離婚に向かって前を向いています。そんなリンさんを見て自分のことのように喜ぶマナ。持つべきものは友とよく言いますが、困難を一緒に乗り越えた2人は、さらに絆が深まったことでしょう。マサルにとっても、答えを出すまでの1カ月、今までの自分を冷静にかえりみる時間にしてほしいですね。
リンさんの連載は、以下のブログからもご確認いただけます。ぜひチェックしてみてくださいね。
作画:白米お米