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けいれんを起こし、救急搬送された娘。仕事を早退しようとすると同僚にあることを言われて… #急性脳症 21

「突発性発疹から急性脳症になりました」第21話。3人の子どもを育てているサチさん。3人とも初めての発熱は突発性発疹が原因でした。なので、1番下の子が発熱したときも安易に考えていたら、まさかの事態になってしまい……?

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医師松井 潔 先生
小児科 | 神奈川県立こども医療センター 産婦人科

愛媛大学医学部卒業。神奈川県立こども医療センタージュニアレジデント、国立精神・神経センター小児神経科レジデント、神奈川県立こども医療センター周産期医療部・新生児科等、同総合診療科部長を経て現在、同産婦人科にて非常勤。小児科専門医、小児神経専門医、新生児専門医。
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ヒカリちゃんが左手を握った状態だと、先生に話したサチさん。すると、ヒカリちゃんは左半身にまひが残ると思います」と先生は言いました。覚悟はしていたものの、その事実に改めて身が引き締まる思いをしたサチさん夫婦。

 

それからヒカリちゃんは、何度もけいれんを起こしました。相変わらず左手も握ったまま。以前はできていた、つたい歩きもまだできていません。

 

そして、ヒカリちゃんから言葉が出始めたとき、サチさんは違和感を感じました。ヒカリちゃんは、とても話しにくそうにしゃべっていたのです。

 

後日、先生に相談しに行くと……。軽度の言語障害があるとのこと。近いうちにリハビリを始めることになりました。

 

急ぎの発注が終わっていなくて…

#急性脳症 21

 

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それから1年後。ヒカリちゃんはひさしぶりに保育園に行くことに。サチさんも仕事に復帰したのですが、ヒカリちゃんの体調が悪くなるたびにお休みをもらっていたので、以前のように勤務をすることができませんでした。

 

時短勤務で、有給休暇もなくなるほどお休みをもらっていたサチさん。このままでは、ヒカリちゃんのことも仕事もどちらも中途半端になってしまう……と悩んでいました。


そんなとき、保育園から電話が。ヒカリちゃんがけいれんを起こして救急搬送されたというのです。

 

同僚のサポートもあり、サチさんは仕事を早退してヒカリちゃんが運ばれた病院へ行きました。

 

◇   ◇   ◇

 

仕事に復帰したサチさん。前のように働けなくて、職場の人に迷惑をかけていることに悩みを抱えていました。そんな矢先に、ヒカリちゃんの救急搬送で仕事を早退することに。同僚の助けもあって、無事病院へ行くことができました。サチさんの同僚がかけてくれた「困ったときはお互い様」という言葉に、サチさんはとても救われたのではないでしょうか。
 


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    ワーママで3児の母。子育て、仕事、マンガを描くこと。どれも全力投球しています!

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