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「私にもやさしくしてよ」これまでの不満を伝えると、母は驚いた表情をして… #弟がキライな僕 5

「弟がキライな僕」第5話。11歳のタロ君と8歳のジロ君、2人の男の子を子育て中の星河ばよさん。いつも2人はママのとり合いでケンカをしていて、ばよさんはいつもヤキモキしていました。

そんなある日、ジロ君がタロ君をドン!と押すと、「ママにさわるな」「ママと抱っこするな」と言ったことでケンカに発展。すると、少し経ってからタロ君は「ジロなんて生まれて来なければよかったのに」という言葉が飛び出したのです。

ばよさんはあまりに唐突すぎるタロ君の言葉に、「そんなこと言わないでよ」としか返すことができず……。そもそもこの兄弟ゲンカは2年以上続いているものでした。

 

(いつも我慢してる長男の気持ちが痛いほどわかる……。なんとかしてあげたい)

 

切実にそう思っていたばよさんですが、実はそう思のには理由があったのです。

 

ばよさんのお母さんは、ばよさんには厳しく、弟にはやさしくしていたため、それをずっと不満に思っていたばよさん。

 

そして小学生の高学年になったある日、ついに思い切ってお母さんに不満を伝えてみることにしたのですが……!?

 

怒られることを覚悟して、率直な思いを伝えると…

弟がキライな僕 5

 

弟がキライな僕 5

 

弟がキライな僕 5

 

 

弟がキライな僕 5

 

弟がキライな僕 5

 

弟がキライな僕 5

 

弟がキライな僕 5

 

 

弟がキライな僕 5

 

弟がキライな僕 6

弟がキライな僕 6

 

「そんな風に思っていたの?

つらい思いをさせてごめんね」

 

「全然気づかなくて……。

本当にごめんね……。言ってくれてありがとう」

 

そう言うと、ばよさんをやさしく抱きしめたお母さん。

 

思い切って自分の思いを伝え、

お母さんが理解してくれたことで、心が軽くなったのです。

 

それ以降も弟からケンカを仕掛けられる日々は続いたものの、

お母さんが自分の気持ちを理解してくれていると思うと、

気持ちの持ち方が全然違ったばよさん。

 

(もしも私も将来子どもが生まれたら、

そんなお母さんになりたいな……)

 

子どもながらに、心のなかでそう思ったのでした。

 

 

「私にもやさしくしてほしい」というばよさんの気持ちをまっすぐに受け止めてくれたお母さん。自分の思っていることを伝えるのは怖かったと思うのですが、ちゃんと伝えてよかったですね。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター星河ばよ

    2人の男の子のママ。支援級在籍、発達障害グレーの長男・タロと、甘えん坊の次男・ジロとの日常をイラストで描き、Instagramやブログで公開している。学校を休みたがる長男への接し方を模索中。

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