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「ボクのことキライなんでしょ?」次男を叱ると、予想外の質問が飛んできて… #弟がキライな僕 6

「弟がキライな僕」第6話。11歳のタロ君と8歳のジロ君、2人の男の子を子育て中の星河ばよさん。いつも2人はママのとり合いでケンカをしていて、ばよさんはいつもヤキモキしていました。

そんなある日、些細なことでケンカに発展した2人。しかしこの日はタロ君の様子が少し違いました。「ジロなんて生まれて来なければよかったのに」という言葉が飛び出したのです。タロ君の衝撃的な言葉に戸惑いながらも、ばよさんは「そんなこと言わないでよ」としか返すことができず……。

そして、2年以上続いているこの兄弟ゲンカに悩みながらも、自分の過去を思い出していたのでした。

 

ばよさんには年の近い弟がいて、小さいころは毎日のように弟とケンカばかりしていたのですが、お母さんは弟にはやさしく、ばよさんには厳しい対応を取っていたため、それを不満に思っていたばよさん。

 

ある日、弟だけじゃなくて、自分にもやさしくしてほしいことを伝えると、お母さんは「つらい思いをさせてごめんね。言ってくれてありがとう」と言って抱きしめてくれたのでした。

 

自分の気持ちを受けて止めてくれたことがうれしくて…

弟がキライな僕 6

 

弟がキライな僕 6

 

弟がキライな僕 6

 

 

弟がキライな僕 6

 

弟がキライな僕 6

 

弟がキライな僕 6

 

 

弟がキライな僕 7

 

自分が小さいころのお母さんとの思い出を思い出し、

しんみりしていたばよさんですが、

すぐ現実に戻されてしまいます。

 

寝る時間になると、

また兄弟ゲンカが始まったのでした。

 

「やだ!! ボクがママと一緒に寝るの」

 

「今日は僕がママと一緒に寝るんだ!」

 

「ジロ! わがまま言わないの。

順番で寝るお約束でしょ?」

 

言い合う息子たたちの間に入るばよさん。

 

すると、ジロ君は

「ママはボクのことキライなんでしょ?」とひと言。

 

予想外の言葉に、

ばよさんは一瞬固まってしまったのでした。

 

 

ママが大好きすぎて、順番を守るなどルールが一切通用しないジロ君。年齢がタロ君より小さいこともあり、ママを独占したいという気持ちが強いのかもしれませんね。ジロ君が約束を守らないことでタロ君に負担がいっていたため、ばよさんはそれをどうにかしようと思い悩んでいたわけですが、なかなか難しいですね……。

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    この記事の著者
    著者プロファイル

    マンガ家・イラストレーター星河ばよ

    2人の男の子のママ。支援級在籍、発達障害グレーの長男・タロと、甘えん坊の次男・ジロとの日常をイラストで描き、Instagramやブログで公開している。学校を休みたがる長男への接し方を模索中。

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